最近はすっかり月イチ更新みたいになっちゃって。忙しいですわ。
というか、ブライアンのソロ・ツアー騒ぎが終わるまではこんな感じなんだろうなぁ。ぼくの場合、一生をかけたお祭りみたいなもんだし。お祭りに向けて盛り上がってます。
そうそう。ブライアンっていえば、ヴァン・ダイク・パークスの東京公演、最終日を見に行ったんだけど。スウィート・ベイジルもこの夜ばかりは満席で。ライヴ盤の『ムーンライティング』とほぼ同じ選曲を、自らのピアノと、ギター、ベースというトリオ編成で聞かせてくれました。よかったなぁ、これも。ご存じの通りブライアンと共作した「英雄と悪漢」も飛び出したし。19世紀のゴットショークの曲も、「英雄と悪漢」も、リトル・フィートの「セイリング・シューズ」も、すべてが彼の中で同一線上に並んでいて。それを聞きながら、アメリカ音楽の奥深さをまたまたぼくは思い知らされてしまったわけでした。
ぼくの頭はすっかり『スマイル』仕様となって盛り上がってます。シー・オヴ・チューンズからの『スマイル』ブート・ボックスも間もなく来襲しそう。と、そんな盛り上がりのさなか、ぼくのロックンロール観を構築するうえで、ブライアン・ウィルソン/ビーチ・ボーイズとともに大きな影響を与えてくれたグレート・バンド、ベンチャーズのドンさんとボブさんにもお会いできましたよ。FMの特番のためだったんだけど。徳武さんとともに彼らに会って、いろいろ談笑して、収録スタジオに愛用のギターとアンプを持ち込んでもらったドンさんにはテケテケの極意をじかに教えてもらいました。ピックもいっぱいもらっちゃったよー。
そのときの模様は、JFN系で7月から9月にかけてオンエアされる予定。地方によってオンエア日時が違うようなので、各自チェックよろしく。タイトルは『アーティスト・ファイル/プレイ・ギター・ウィズ・ザ・ベンチャーズ2000』です(笑)。
あと、8月にリリースされる甲斐よしひろのCD5枚組ボックス『ハイウェイ25』のブックレットってのも書きました。甲斐バンド時代から現在までの曲目解説なんだけど、400字詰めの原稿用紙で200枚超えちゃいましたよ。力作ですよ。
なんか、いろいろと昔お世話になったアーティストたちとの仕事が多くて。なんだろうかなぁ、一区切りの季節がやってきたのかなぁ…と、そんな気分ではありますが。こんな感じで夏を乗り切って、暮れに向けては再びカントリー・ロックの逆襲が始まりますよー。能地もいろいろライヴ部門で企んでいるみたい。ぼくのほうも再発部門でいろいろ企んでおります。こちらもお楽しみに。
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