Mar. 1999


ver. 99.3.20

 ブライアンのツアー・メンバーなんだけど、あちらのエージェントからの情報によると――

Wondermints
Jeff Foskett
Joe Thomas
Pol Dog Pondering
 なんだって。まあ、これが全員ではなく、一部らしいんだけど。まさかポイ・ドッグの連中がいたとは。ポール・マーテンズがいることは以前ここにも書いたけれど、個人名ではなくバンド名で書いてあるってことはきっと他のメンバーもいるんでしょう。

 ブライアンを含めて総勢13人編成ってことなので、ポイ・ドッグ全員ではないみたい。4月に出る彼らのニュー・アルバムのクレジットを見ると、近ごろの彼ら、すごい大編成になってるみたいだし。てことは、今、ポイ・ドッグにはコーラス隊3人いるようなので、その辺かも。あとはホーン関係とストリングス関係とか。んー、どーでしょー。連中の昔のアルバムも引っぱり出して聞き直したくなりました。

 いちおうこの編成のまま日本にも来る予定だとか。楽しみが増したぞ。



ver. 99.3.10

 みなさーん。ブライアン、ちゃんとライヴやったみたいですよー。

 うれしいなぁ。3月9日、ミシガン州アン・アーバーのミシガン・シアターで。見た人の報告によるとですね、まずDJ、スティーヴ・ダールが登場してブライアンのこれまでの歩みを紹介する15分ほどのビデオが流されてからショーがスタート。

 ブライアンがステージ中央のキーボードの前に座り、その右にバンマス&ギタリストのジェフリー・フォスケット。『スターズ&ストライプス』や『イマジネーション』のプロデューサー&ピアニストであるジョー・トーマスが左。背後にワンダーミンツ、バック・コーラスが3人、さらにサックスのポール・マーテンズを含むアディショナル・ミュージシャンたち。

 途中15分の休憩をはさんで、45分のステージが2回。ほとんどの曲で、ジェフリー・フォスケットがブライアンとともにリード・パートをユニゾンしていたそうだけれど、そうした助けも借りながら、どうやらブライアンは見事なステージを展開してみせたようだ。バンドもいい演奏してたみたい。といっても実際にぼくが見たわけじゃないので、真偽のほどはわかりませんが。うーっ、早く見たいっ。7月はまだか?(まだだよ)

 で、演奏曲目もびっくりものだ。すごいよ。ビーチ・ボーイズだらけだよ。それもかなり“通”な選曲で。以下、セットリストです。

The Little Girl I Once Knew
This Whole World
Don't Worry Baby
Kiss Me Baby
In My Room
Surfer Girl
California Girls
Do It Again
I Get Around
Let's Go Away for a While
Pet Sounds
South American
Surfin USA
Back Home
Wouldn't It be Nice
Sloop John B
This Could Be the Night
Lay Down Burden
God Only Knows
Good Vibrations
Your Imagination
Help Me Rhonda
Be My Baby
Caroline No
All Summer Long
Barbara Ann
Fun Fun Fun
 どうです? すごいよね。オープニングが「リトル・ガール…」ですよ。「ビー・マイ・ベイビー」やってますよ。「ジス・クッド・ビー・ザ・ナイト」もですよ。

 このまま日本に来てくれるのか? どうする、どうなる、日本公演!



ver. 99.3.7

 かなり長いこと更新していなかったもんで。その間にブライアン・ウィルソンの来日詳細、発表になりました。みなさん、もうご存じと思いますが――

7月9日 大阪フェスティバルホール
開場:18:00 開演:19:00
S席 \8,500 A席 \8,000
問い合わせ:キョードー大阪 06-6233-8888

7月12、13、14日 東京・国際フォーラムA
開場:18:00 開演:19:00
S席 \8,500 A席 \8,000
問い合わせ:キョードー東京 03-3498-9999
      プライム・ディレクション 03-3408-9595
 イギリスでもロイヤル・アルバート・ホール公演とかが発表になったようだし、延期になっていたアメリカ公演のほうも6月にスケジュールが出た。なので、たぶん来日も大丈夫……なのかなぁ。まだわかりません(笑)。

 とりあえず、アメリカのスケジュール見ている限りだと、"With The Wondermints" の文字があるので、そういうことなんでしょう。3月9日から13日まで、ミシガン周辺で4回公演があるので、その様子をうかがいましょう。4回やって、もうやだとか言い出さないとも限らないし(笑)。

 でも、とにかく“来る”と。それを前提に、盛り上がっていくか。前回、ジャパン・ジャムにビーチ・ボーイズで来たときは、ほとんど目の焦点合ってなくて、ステージ上でもほぼ置物状態だったし。きっと日本に来たこと自体覚えちゃいないと思う。ぼくは幸運にもそのとき楽屋として使われていたヨット・ハウスでブライアンに接近遭遇できたんだけれど、バルコニーでどこを見るともなく遠くの景色に視線をやっているブライアンに声をかけることすらできなかった。ブルースとかマイクとかアルとか、他のメンバーには、そのとき着ていたTシャツにサインしてもらったりしたのに。ブライアンだけは近寄れなかった。2メートルくらいしか離れていないところにブライアンがいるのに。なんか、やばいオーラがブライアンの全身を包んでいたんだもの。

 かなり精神的にも肉体的にもやばそうな時期で。そういう意味じゃ、今回こそがブライアンの初来日。気合い入れて迎えようじゃありませんか。来るならだけど……って、しつこいね、ぼくも(笑)。



[ Home | Pick Of The Week | Kenta's Review ]
[ Features | What's Up Archives ]
[ Kenta's Chart | Fav Links | e-mail]


Kenta's
Nothing But Pop!

To report problems with this site or
to comment on the content of this site:
e-mail kenta@st.rim.or.jp


Copyright ©1998 Kenta Hagiwara