番組改編のワイド特番ばっかで、近ごろは面白くないっすーっ。
それにしても、ぼくはテレビが好きだ。まあ、通常のゴールデン・タイムはほとんど仕事しているか、せいぜい見るとしても野球くらいのものなので、あまりハヤリのドラマとか、メジャーな歌番組とかのことはよくわからないんだけれど。起き抜けに見る昼のワイド・ショーと、仕事の合間にぼんやり眺める深夜のゴミタメみたいな番組と、寝る前に見る「めざましテレビ」と……。
好きだなぁ。
仕事の時間とバッティングするからだけじゃなくて、なんだかゴールデン・タイムの番組って、偉そうで面白くない。ああいうの作ってる人たちって、テレビが偉いもんだと思ってるんじゃないの? 何様のつもりなんだろうか。なんだかできあがっちゃってる感じ。ニュースもやたらショーアップされてるし、バラエティも無駄にゴージャスだし。ダウンタウンの番組くらいかなぁ、ぼくの個人的好みに近いのは。
だったら、CSとか見るよ。でなきゃ、ゲリラ的でお下劣でチープなはきだめ感覚がいまだ厳然と生き残っている深夜番組ね。あっちのほうがずっと楽しい。ロンブーのガサ入れとか、むちゃくちゃ乱暴なロケやってる TOKIO HEADS とか、吉田拓郎が女性ゲストを前に鼻の下のばしてるトーク番組とか、新メンバー2人誕生したミニスカポリスとか(笑)。
冒冒グラフ、復活しないかなぁ。
何書いてるのかよくわからなくなっちゃったぞ。とにかく、文句を言いつつもテレビから離れて暮らせないワタシである、と。そういうことです。CX月曜9時のドラマ主題歌はどうなるんでしょうね。トラックダウンが行なわれたって噂は耳にしたけど。どきどき。
さあ、そうこうしているうちに、もうすぐ「めざまし」が始まる時間です。八木さんのニュー髪型は不評です。オレ的にはね。
つーわけで、今回はピック・オブ・ザ・ウィークのみの更新です。ほんとはチャートのページを更新したいっすよ。今回ピック・オブ・ザ・ウィークで取り上げたレイ・チャールズ以外にも最近面白い再発がたくさんあって。またまたお古いアメリカン・ポップスにぐぐっときているハギワラです。スミソニアン・フォークウェイズから出たアメリカン・フォーク音楽の集大成CD3枚組とか、ダスティ・スプリングフィールドの3枚組ボックスとか、ジャクソン・ブラウンのベストとか、カーティス・ブロウが編纂したライノ製のオールドスクール・ラップのコンピレーション3枚とか。
中でも、聞きまくっているのがボニー・ブラムレットが76年にリリースした『レディーズ・チョイス』の再発盤。アレサ・フランクリンから、サム&デイヴから、サム・クックから、ハンク・バラードから、ジェリー・バトラーから、ジミー・リードから、スモーキー・ロビンソンから、ボブ・ディランから……もう、好きな曲を歌いまくった1枚で。オールマン・ブラザーズ・バンドの面々をはじめ、ジョニー・サンドリン、トミー・タルトン、バリー・ベケット、マッスル・ショールズ・ホーン・セクションなどががっちりバックアップ。ゲスト・ヴォーカリストとして参加しているミッキー・トーマス、ジミー・ホール、ボビー・ホイットロック、グレッグ・オールマン、そしてそしてドビー・グレイも素晴らしい。特にグレッグ・オールマンとデュエットした「トゥー・ステップス・フロム・ザ・ブルーズ」は絶品ですわ。
今、チャートのページを更新したらきっとこいつが1位でしょう。近々更新しましょう。わかんないけど。意欲だけはあります。んなわけで。