出版ギョーカイの年末進行地獄に巻き込まれ、そのうえ、また腰を痛めてしまった不憫なケンタです。
なんか、年末進行はもちろん、腰を痛めるのまで年末恒例みたいになっちゃって。情けない日々ですが。そんな中でもがんばって働いてますよー。先日、あのポール・ウィリアムスさんが来日。来年のアタマにリリースする16年ぶりの新作アルバムのプロモーションだったんだけど。東京のコンベンションで対談のパートナーをつとめさせていただいたご縁もあって、ぼくが毎週月曜日にDJしているオールディーズ番組『ポップス・グラフィティ』にもゲストで来てもらいました。
ポールさん自身を交えて、彼が過去作った名曲の数々、んー、たとえばカーペンターズの「愛のプレリュード」とか「雨の日と月曜日は」とか、スリー・ドッグ・ナイトの「アウト・イン・ザ・カントリー」とか「オールド・ファッションド・ラブ・ソング」とか、ロジャー・ニコルス&スモール・サークル・オブ・フレンズの一連の曲とか、モンキーズの「サムデイ・マン」とか、クロディーヌ・ロンジェの「イッツ・ハード・トゥ・セイ・グッドバイ」とか、バーブラ・ストライザンドの映画『スター誕生』のテーマとか、ヘレン・レディの「ユー・アンド・ミー・アゲインスト・ザ・ワールド」とか、映画『マペット・ムービーズ』でカエルのカーミットが歌った「レインボー・コネクション」の柳原幼一郎カヴァー・ヴァージョン(アレンジド・バイわたくし)とか、そういうのを聞きながら、昔話をたっぷりしてもらいました。
もちろん、彼のニュー・アルバムの曲もかかります。来春、1月13日にオンエアする予定なので、興味のある人は楽しみにしててください。やっぱりなんつってもロジャー・ニコルスと一緒にたくさんの名曲を生み出した人だから、ニコルスさんファンにも楽しめる内容だと思います。
あ、あと、同じ番組では12月23日には山下達郎さんがゲストで来てくれることになってます。そちらのファンの方もお楽しみに(笑)。
そうそう。コンベンションと言えば、11月30日には銀座・山野楽器で吉田美奈子さんとのトーク・ショーもやってきましたよ。美奈子さんって、思い切り自然体で、かといってだらしなくなるわけでもなく、すっくと生きている感じでごきげんだなぁ。これまで何度かお会いしていて、そのたびに二人とも大好きなNFLの話で盛り上がったものですが。今年はぼくの応援するオークランド・レイダーズおよび美奈子さんが応援するデトロイト・ライオンズ、ともに地区の下位に低迷。お互いに「まあ、今年は終わっちゃったってことで……」という言葉だけで深く触れずに終わりました(笑)。情けないぜっ。
ちなみに美奈子さん、アメリカン・フットボール・ファンには気になるCS衛星放送ガオラへの加入も計画中だとか。ガオラって、吉本新喜劇の中継ともども、レイダースの全試合中継を売り物にしたりしていて、とんでもない局です。がんばれよっ、俺も見てるぜっ。