先日のCRTトーク・イベントに集まってくださった方々は、すでに1曲まるごと&全曲のサワリを楽しんでしまったニール・ヤングの新作アルバム。ちょっと前から噂されていた、『カムズ・アライヴ』『カムズ・ア・タイム』(でした。間違っちゃいましたよ。ご指摘くださった“藤本@アリのテーマ男”さん、ありがとう)や『ハーヴェスト・ムーン』路線の1枚ですが。ついにワタシ、全貌を聞いちゃいました。やっぱよいですよ、これは。軽くデータだけ紹介しておきましょうね。
Silver And Gold
Neil Young
(Reprise) |
- Good To See You
- Silver And Gold
- Daddy Went Walkin
- Buffalo Springfield Again
- The Great Divide
- Horseshoe Man
- Red Sun
- Distant Camera
- Razor Love
- Without Rings
- Musicians:
- Jim Keltner (drums, perc.) on 1-3, 6-10
- Oscar Butterworth (drums) on 4, 5
- Donald "Duck" Dunn (bass)
- Spooner Oldham (keyboards)
- Ben Keith (pedal steel guitar, dobro)
- Neil Young (guitar, harmonica, piano, vocals)
- Emmylou Harris (back vocal) on 7
- Linda Ronstadt (back vocal) on 7
楽曲のクレジットは1982年から2000年まで。すでにコンサートでお披露目ずみのものもある。バック・ミュージシャンの顔ぶれ的には完璧CSNYの『ルッキング・フォワード』のヤング作品とたぶっている。もしかすると同じセッションでの録音かも。
聞くところによると、『ルッキング・フォワード』はもともとCSNの作品として作られていたんだってね。たまたまそのころバッファロー・スプリングフィールドのボックス・セットに関する相談でスティルスがヤングの牧場を訪れて。そのときスティルスの新曲を聞いたヤングがノッちゃって。俺にもやらせろ…ってことになったらしいし。で、他のメンバーの曲にはギタリストとして参加して。自分の受け持ち分に関してはすでに録音中だったソロ・プロジェクトの曲を充てた、と。そんな感じだったのかもしれない。推測ですが。そう考えると、『ルッキング・フォワード』でのCSNの3人とYひとりとの録音スタジオ/ミュージシャンの違いに納得がいく。
詳しいレビューは、ちゃんとリリースされてからにするけれど。とにかく、1とか4とか、もうタイトルだけでイッちゃいそうな代物。『アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ』とか『ハーヴェスト』のころを思い出させる maj7th コードまみれの美メロも多いし。
なんでも、このアルバムをリリースすると同時にライヴ映像を集めた同タイトルの映像作品も出すのだとか。でもって、今年のクリスマスごろにはずっと噂されていたCD8枚+DVDというボックス・セットが出る…と。そういうことみたいです。うれしいねー。で、『渚にて』のCD化は? どうなの? まだ?
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