Mar. 2000


ver. 00.3.13

 先日のCRTトーク・イベントに集まってくださった方々は、すでに1曲まるごと&全曲のサワリを楽しんでしまったニール・ヤングの新作アルバム。ちょっと前から噂されていた、『カムズ・アライヴ』『カムズ・ア・タイム』(でした。間違っちゃいましたよ。ご指摘くださった“藤本@アリのテーマ男”さん、ありがとう)や『ハーヴェスト・ムーン』路線の1枚ですが。ついにワタシ、全貌を聞いちゃいました。やっぱよいですよ、これは。軽くデータだけ紹介しておきましょうね。

Silver And Gold
Neil Young
(Reprise)

  1. Good To See You
  2. Silver And Gold
  3. Daddy Went Walkin
  4. Buffalo Springfield Again
  5. The Great Divide
  6. Horseshoe Man
  7. Red Sun
  8. Distant Camera
  9. Razor Love
  10. Without Rings
Musicians:
Jim Keltner (drums, perc.) on 1-3, 6-10
Oscar Butterworth (drums) on 4, 5
Donald "Duck" Dunn (bass)
Spooner Oldham (keyboards)
Ben Keith (pedal steel guitar, dobro)
Neil Young (guitar, harmonica, piano, vocals)
Emmylou Harris (back vocal) on 7
Linda Ronstadt (back vocal) on 7

 楽曲のクレジットは1982年から2000年まで。すでにコンサートでお披露目ずみのものもある。バック・ミュージシャンの顔ぶれ的には完璧CSNYの『ルッキング・フォワード』のヤング作品とたぶっている。もしかすると同じセッションでの録音かも。

 聞くところによると、『ルッキング・フォワード』はもともとCSNの作品として作られていたんだってね。たまたまそのころバッファロー・スプリングフィールドのボックス・セットに関する相談でスティルスがヤングの牧場を訪れて。そのときスティルスの新曲を聞いたヤングがノッちゃって。俺にもやらせろ…ってことになったらしいし。で、他のメンバーの曲にはギタリストとして参加して。自分の受け持ち分に関してはすでに録音中だったソロ・プロジェクトの曲を充てた、と。そんな感じだったのかもしれない。推測ですが。そう考えると、『ルッキング・フォワード』でのCSNの3人とYひとりとの録音スタジオ/ミュージシャンの違いに納得がいく。

 詳しいレビューは、ちゃんとリリースされてからにするけれど。とにかく、1とか4とか、もうタイトルだけでイッちゃいそうな代物。『アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ』とか『ハーヴェスト』のころを思い出させる maj7th コードまみれの美メロも多いし。

 なんでも、このアルバムをリリースすると同時にライヴ映像を集めた同タイトルの映像作品も出すのだとか。でもって、今年のクリスマスごろにはずっと噂されていたCD8枚+DVDというボックス・セットが出る…と。そういうことみたいです。うれしいねー。で、『渚にて』のCD化は? どうなの? まだ?



ver. 00.3.3

 すごいですよ。またもや殺人的に忙しい日々となってしまって。

 日銭稼ぎの身としてはありがたいことではありますが。ホームページ更新もままなりません。取り急ぎピック・オヴ・ザ・ウィークだけ更新しますね。更新したら、来月ミュージック・マガジン社から出る『ウッドストック・サウンド CDベスト100』の原稿書き、再開します。

 しかも、バンドのライヴも迫ってきちゃって。大変だ(笑)。わがダディ&ザ・サーフビーツ、今度の日曜日、5日に高田馬場ザ・フィドラーでライヴやります。

 でもなぁ、日曜日だからなぁ。日曜日にお酒飲みに出かける人って、いるのかな。いなさそうだな。わたしたち、要するにハコバンなので。お客さんいなくても淡々とライヴやらなきゃいけないんだろうけど。がんばります。もし日曜日、特に予定がない方は、ぜひビール飲んだりエレキ聞いたりしにきてください。あるいは、誰かと日曜日に会う予定があるけどまだどこで会うか決めてない方、高田馬場にしません?(笑) 明治通りと早稲田通りの交差点のあたりにいい店ありますよ(笑)。高田馬場駅のほうから早稲田通りを早稲田に向けて左側を歩いて約5分、明治通りとの交差点手前の三和銀行の地下です。

 演奏は8時半くらいからスタートして、夜中まで、たぶん4ステージくらいやると思います。




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