いえーいっ! ボーダーラインを含む『カントリー・ロックの逆襲2000』東芝EMI編、売れてますよー。みなさん盛り上がってますよー。渋谷タワー・レコードのウィークリー・トップ30の、なんと28位にボーダーライン『スウィート・ドリームス&クワイエット・ディザイアーズ』が入ってますよー。洋楽チャートだと20位っすよ。きてますねー。
この辺の再発盤についてはCRTのページのCDインフォメーション・コーナーで紹介してますので、ぜひ興味のある人は行ってみてください。2月23日にはワーナー編が登場。トレイシー・ネルソンのアトランティック盤、ついに出ますよ。これまた涙ものですよ。あと、ダグ・サームがCCRのリズム・セクションと合体した傑作『グルーヴァーズ・パラダイス』も出るし。ジーン・パーソンズ、コマンダー・コディも登場。もちろんCRT謹製の強力コンピレーションも出ます。モンキーズ/マイク・ネスミスの曲とか、レモンヘッズとか、ジャンプ・ン・サドル・バンドとか、J・ガイルズ・バンドとか、またまた何でもありの選曲でお楽しみいただきます(笑)。4月にはバーズの未発表盤などとともにソニー編が出ます。そのあとユニバーサル編も続きます。
でもって、2月18日には恒例のCRTトーク&レコード・コンサート・イベント『カントリー・ロックの補習』だ。カーネーションの直枝さんを迎えてダグ・サーム特集。これまた濃いです。こちらもよろしく。
あとは、そうだな、ビーチ・ボーイズのブラザー関連の再発だけど。すでに輸入盤屋さんに入ってきている米盤『グレイテスト・ヒッツVOL3〜ザ・ベスト・オヴ・ザ・ブラザー・イヤーズ』。これ、アメリカのみの選曲だとか。たぶんイギリスや日本を含むインターナショナル・ヴァージョンは一部収録曲が変わるんだとか。なぜだかはわかんないけど、要するに両方買わないといかん、と(笑)。そういうことですね。
オリジナル・アルバムに関しては、既報の通り、アメリカでは2イン1で出るらしい。日本は独自にアルバム1枚ごとの再発を目指して交渉を続けているそうです。これ、意見が分かれるところだとは思うけれど、ぼくは1枚ごとの再発に大賛成。経済的には2イン1のほうがうれしいね(笑)。でも、CD時代になってぼくたちは“A面ラストの曲”と“B面アタマの曲”という大事なものを失ってしまったわけで。2イン1だとさらに“(1枚目の)B面ラスト”と“(2枚目の)A面トップ”まで失っちゃう。まあ、CDプレーヤーのプログラミング機能を使えばその辺を疑似体験することも可能なんだけど。それもめんどくさいしねぇ。やっぱりアルバムごと1枚ずつ発売してくれるほうが、ぼくはうれしいな。
だって、このまま2イン1で計画が進むと、デニスの大傑作「カドル・アップ」の余韻にじっくりひたる感じで終わっていた『カール&ザ・パッションズ』の、あの後味がなくなっちゃって、すぐさま「セイル・オン・セイラー」が始まっちゃうことになるわけでしょ。あるいは「エンドレス・ハーモニー」の感動もそこそこに、CDプレーヤーはかまわず「ゲッチャ・バック」に突入するわけだし。
1枚ごとがいいなぁ、やっぱり(笑)。今やMP3とか、そういうデジタル・オーディオを使えばハードディスクの中にビーチ・ボーイズの全アルバムが軽く入っちゃう世の中なんだし。たくさん曲を詰め込みたいなら各自ノートパソコンにMP3化でしょう。ぼくのノートパソコンには未発表アルバムも含むビーチ・ボーイズ全曲、エルヴィス・プレスリーのオフィシャル・スタジオ録音全曲、ベンチャーズの60年代アルバム全部、ジミー・ロジャース全曲、ハンク・ウィリアムス全曲…など、軽く入ってます。大好きな音楽とどこでも一緒です(笑)。
で、ついでにぼくもメンバーであるエレキ・インスト・バンド、ダディ&ザ・サーフビーツの情報ですが。3月5日の日曜日、夜の8時か8時半くらいから4ステージ、またまた高田馬場ザ・フィドラーでライヴやります。出入り自由、飲み代以外かからない。気楽に遊びにきてください。「ザ・フィドラー」は明治通りと早稲田通りの交差点のとこ。高田馬場駅から来るなら、早稲田通りを早稲田に向けて左側を歩いて約5分、明治通りとの交差点手前の三和銀行の地下です。
それから3月19日には大阪のほうにいきます。チラシの画像があるので、興味のある方はこちらをひとつ。
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