「経営者親子を逮捕」、

無免許のマッサージ師を働かせていたとして、徳島県警生活環境課と徳島東署は27日、
あん摩マッサージ指圧師等に関する法律違反の疑いで、徳島市■■■■のマッサージ店
「■■■■■■」経営の■■■■(56)、長男の■■■■(28)の両容疑者を逮捕した。
警が同法違反で摘発したマッサージ店としては、従業員数を
含めた営業規模は過去最大となる。
調べでは、両容疑者は同店のマッサージ場で、7月5日から8月18日までの約一ヶ月半の
間計四回にわたり、あん摩マッサージ指圧師免許のない女性従業員二人に、同市内の
男性会社員(42)ら三人のマッサージを行わせて、計一万八千八百円を受け取った疑い。
両容疑者は、容疑を大筋で認めた上で、「各従業員が無免許なのは知っていたがマッサージの
内容は知らない」などと供述しているという。
同店は1990年頃から営業を開始。従業員は次々と入れ替わり、現在は50代から70代の
女性約15人が在籍。全員マッサージ師の資格を持っていない。従業員は、同店のマッサージ場のほか、
同市内のビジネスホテルなどに派遣され、マッサージをしていたと見られる。
県警は同日、同店と両容疑者や従業員の自宅など計二十カ所を家宅捜索、関係書類などを押収した。
容疑が固まり次第、無免許でマッサージをしていたとする同法違反の疑いで、従業員約15人を、
徳島地検に書類送検する方針。