●My DAD'S STYLE with ERIC CLAPTON

古書店で「Free & Easy」の2010年2月号を見つけました。
そのタイトルは、『DAD'S STYLE with ERIC CLAPTON』。表紙のかっこよさに惹かれ購入しました。



この特集では表にまとめたクラプトンの愛用品38品目が紹介されています。

1. OUTER 2.OUTER 3. OUTER 4. LEATHER JKT 5. LEATHER JKT
6. COAT 7. COAT 8. KNIT WEAR 9. TAILORED JKT 10. WATCH
11. WATCH 12. CAP 13. HAT 14. BAG 15. BAG
16. VEST 17. VEST 18. SHIRTS 19. SHIRTS 20. SWEAT SHIRTS
21. SWEAT SHIRTS 22. DENIM PANTS 23. DENIM PANTS 24. TROUSERS 25. BOOTS
26. BOOTS 27. BOOTS 28. SHOES 29. ACCESSORY 30. GLASSES
31. MUSICAL INSTRUMENT 32. BOOK 33. ART 34. CAR 35. CHAIR
36. ROOM 37. BIKE 38. PET


現在、私は残すものと手放すもの(人を介して残すもの)を選別中です。
自分史というわけではありませんが、残った自分の愛用品もまとめて見たら面白いかなと思い、このルールに従ってまとめてみる事にしました。

No.1
1. OUTER
   LAVENHAM QUILTING JACKET

軽くて暖かいキルティング・ジャケットは冬場のMUST ITEMです。
ラベンハムを2着、バブアーを1着持っているのですが、一番登場回数が多いのが「SHIPS」が別注したこちら。数年前にバーゲンで見つけました。
スナップボタンではなく、ちょっと大きめの丸ボタンに、丸襟がキュートです。
着回しやすいシルバーのボディで、ライニングはターコイズと見えない部分もお洒落。








2. OUTER
   45R DENIM BLOUSON

昔大事にしていたデニムのジャンパーとイメージが同じだったので一目惚れ。バーゲンになるのを一年待って購入しました。(売れ残りってて良かった〜。)
襟が ヘビーゲージのリブ編みで、これをボタンダウンの様に身頃に留める形になっているので、いわゆるスパニッシュ・コートがモチーフ。(シュールカラーのものは、ドンキーコートと呼ぶそうです。)
ボタンにはPコートのイカリマークを用いるなど、昔のフィッシャーマンの作業着のような仕上りになっています。
ハンドウォーマー・ポケットがあるのも○。
コットンの襟が重いので、ちょっとダウンとしてはマイナスなのですが、暖かさは抜群です。
以前のダウンはモンクレールのパリスだったのですが、こいつが来たので手放すことになりました。


3. OUTER
   MHL N-3B JACKET

マーガレット・ハウエルがALPHA社に別注したN-3Bジャケットです。
ワークウェアやミリタリーなどがモチーフなのに、洗練されているのがMHLと言うシリーズの特徴。
ハンドウォーマー・ポケットやキルティングのライニングなど暖かさを追求した仕様もアウトドアやミリタリーで培ったものなのでしょう。
やはり、軽いキルティング・ジェケットを着る機会が多いので、登場回数は少ないのですが、お気に入りの一着です。



4. LEATHER JKT
   I HAVE'T EVEN GOT ONE.


欲しい欲しいと思いつつ、レザージャケットを購入するタイミングがありませんでした。
今更重たいレザーが必要か...。
馴染む前に挫折しそう...。
と思いつつも、密かにいつかはオーダーできたらなぁ、と考えています。
下の写真はある雑誌の街角スナップ。
一目見てこれと同じものがほしいと思いました。
将来のオーダーのために、「Hummingbirds' hill shop」にてコンチョ風のアンティークのシルバーボタンは購入済みです。



No.2
5. LEATHER JKT
   I HAVE'T EVEN GOT ONE.


レザージャケットは持っていないのですが、レザーコートならあるんです。
新婚旅行で行ったスペインで買ったので、これが人生発の高価なお買い物。
まだ、ファッションやブランドには詳しく無かったのですが、革製品や品質へのこだわりは昔から。
スペインはレザーの本場でもあるので、悪い物は無いと思い、記念(旅の解放気分)と言う事もあって購入しました。
今になって改めて調べてみると、このコートはヨーロッパ皮革衣料のトップメーカー「アダルクレア」社(ADARCREA)のもの。
特にシープスキンには定評がある様で、こちらも軽くてしなやかです。
ライニングを直すタイミングで、時代に合わない肩パッドを外してもらい、その後、襟の汚れもリペイントしたので、まだまだ、十分着られます。


6. COAT
   GLOVERALL DUFFLE COAT

落合正勝氏の書籍で、氏がグローバーオールのカシミアのコートを愛用していることを知り憧れていました。
と、某百貨店で限定でカシミア混のコートを発売する事を知り迷わず購入しました。
グローバーオールのコートには、ナイロンが混紡されているところが気になっていたのですが、こちらはウール80%、カシミヤ20%で、比較的に軽い仕上り。
元々はカジュアルなコートですが、こちらはフォーマルに着る事を狙ったラグジュアリーなものです。
スーツを着る機会が無くなったので登場することも少なくなりましたが、大事にしたい逸品です。








7. COAT
   HENRY COTTON'S SPRING COAT

日本では暖かくなって来た5月頃に米コロラド州に出張することになり、まだ、寒いだろうという事で、スプリングコートを購入しました。
丸めればコンパクトになる薄さなのでトラベル向き。
色はベージュとカーキの中間で、カジュアルにも、フォーマルにも着られるデザインが気に入っています。
素材は綿ナイロンで、改めてタグを見てみるとなんと「Made In Itary」。英国のメーカーだと思っていましたがイタリアだったんですね。


8. KNIT WEAR
   KANATA VINTAGE COWICHAN SWEATER

某百貨店で個人別注したカウチン・セーターです。
カナタの伝統的な柄『ディア』のレプリカで、通常のタグに加え、シリアル番号と共に『50's VINTAGE』というタグが付けられています。
色はネイビー、ライトグレー、ベイビーブルーと自分で指定したものの、最近この配色が定番になった様で、良く見かる様になりました。
やっぱり、わたくし、センスがいいんですかねぇ。




9. TAILORED JKT
   BROOKS BROTHERS SUIT


ブルックス・ブラザーズの『NON-IRON』のポロカラー・シャツがお気に入り。シャツをオーダーする流れで、スーツもオーダーすることにしました。
ここの定番と言えば、ポロカラー・シャツとブレザー。
ただ、タイプ的にブレザーはちょっと似合いそうもないので、ブレザーのデザインでスーツをオーダーすることにしました。
素材は濃紺とブルーの糸を使ったバーズアイっぽい織りのもの。そして、ポケットはパッチポケットだけど、ボタンはメタルではなく水牛の角で、三つ釦の段返り。
当然セットアップだけど、ジャケットとしても羽織れる仕上りになりました。
フランネルのグレーのトラウザースとも相性がいいです。
スタンダードなデザインなので、体型が変わらなければ一生ものです。




No.3
10. WATCH
   IWC MARK XII

インターナショナルのマーク12は、シンプルでタフなパイロット・ウォッチです。
当時、ロレックスのエクスプローターと迷い、天邪鬼なので、IWCを選びました。
ケース径が36mmと小ぶりで、邪魔にならなので実用的なところが気に入っています。
最大のコダワリは、 ジャガー・ルクルトのムーブメント「889/1」がベースのキャリバーが搭載されているってこと。
これ以降のモデルは、サイズアップされ、ムーブメントも「ETA社」のものに変わってしまいました。
(こちらのムーブメントも十分良いものだとは思います。)





11. WATCH
   BREITLING COSMONAUTE PORCO ROSSO

ダイアルには、アドリア海の青い空を飛ぶ、ポルコ・ロッソの愛機「ピッコロ サボイア S-21」が描かれ、ケースバックには、宮崎監督がこの時計のために書き下ろしたポルコ・ロッソとシリアルナンバーがエングレービングされています。
尊敬する宮崎監督が携わり、大好きな「紅の豚」がモチーフ、しかも、それをブライトリングが制作したってことで、私にとってはど真ん中。
「三鷹の森ジブリ美術館」に行った時に、その存在を知り、どうしても諦めきれなかったので、これを買うためだけに、数週間後、数十万のお札の束を持って、再び「三鷹の森ジブリ美術館」に出かけたのを覚えています。
子供のための施設で、大人買い...。少し罪悪感が残りました。
ちなみに、ベルトは、茶色に交換して使っています。



12. CAP
   GOODMAN HUNTIN CAP

何処で買ったのかも覚えていませんが、形が一番気に入っている(合っている)ハンチングです。
タグをみて見ると、帽子やサングラスなどのファッション小物を扱う「GOODMAN」のもののようです。
6ピースってのが、ポイントなのかも知れません。
ちょっと前に街で見かけた外国の方が冠っていた、6ピースのレザー・ハンチングがかっこ良くって、こちらはいつか手に入れたい(オーダーしたい)逸品です。
その時はこのデザインをモチーフにしたいと思っています。
主に冬に冠っています。



13. HAT
   POLO RALPH LAUREN BOONIE HAT

何年か前のバーゲンで購入したのですが、結構なお気に入りです。
出会いって本当に不思議なものです。
軍用のブーニー・ハットをモチーフにした帽子で、ブリムが短めにデザインされています。
ハンティングなどに使われる場合は、ブッシュ・ハット、ジャングル・ハットとも呼ばれています。
こちらは色がオリーブドラブなので、ブーニー・ハットと呼ぶことにしました。
ベンチレーションのためのハトメ、ブランチ・ループ(ウェビング・テープ)などがデザインとして踏襲されています。



No.4
14. BAG
   PORTER DESERT POCHETTE

オフタイムは当然のこと、オンタイムでも海外出張の際は必ず持って行くポシェットです。
小さくて軽く、ポケットがたくさんあるので、色んな使い方ができて非常に便利です。
ファスナーで開閉可能なメインポケットには、仕切りポケットが1つ。
また、ベルクロで開閉可能なフラップにもファスナーポケット、フラップの下はにファスナーポケットが1つと3つの仕切りポケットがあります。
表のテープ状リフレクターやポーターのタグが摩れて、大分いい感じになってきました。
残念ながら、既に廃番のようで、もう手に入らないみたいです。(全色揃えたかった...。)


15. BAG
   BEAMS PLUS x BRIEFING 3WAY BRIEF

以前は頭(頭脳)とライティングパッドがあれば仕事が出来たのに、最近ではPCが必須。
となると、手で持つブリーフよりは、背負うことができる3ウェイが便利です。
ポーターのタンカーも良かったのですが雨の日がちょっと心配。
で、散々探して見つけたのが、ビームス・プラスが別注したブリーフィングの3ウェイでした。
表にタグが無く、オンタイムにうってつけ。
グリーンがかったシルバーの『FOLIAGE GRAY』は、定番のBRIEFINGやTUMIなどともかぶりません。
メイン収納(内側)には、鞄と同サイズのポケットがあり、クリーニング畳まれたシャツがきれいに入るので、出張にも最適です。
オフタイムでも使える汎用性も◎です。



16. VEST
   ROCKY MOUNTAIN FEATHERBED DOWN VEST

着るタイミングが難しいのがダウンベスト。
真冬にはちょっと寒いし、ポカポカする日には暑いぐらい。
でも、このダウンベストはお気に入りなので、一生ものです。
ポイントはなんと言ってもこのオリーブドラブのボディ。チェコスロバキア軍サープラスのテントカバーが使われています。
ヨークのダークブラウンのレザーやブラスのスナップボタンとの相性バッチリです。
当然、布地が無くなれば、作れないと言う、限定感も気に入っている理由の1つです。


17. VEST
  
KANATA COWICHAN KNIT VEST

個人別注したカウチンセーターと同じ配色だったので、思わず買ってしまったカナタのベストです。
でも、冬の寒い時に、部屋でちゃんちゃんこに代わりに使っている完全な部屋着です。
と言うことで、ウィンターシーズンは、かなりヘビーローテーションだったので、だいぶアジが出てきました。(写真では分からないのが幸いです。)
暖かいのに、腕周りに自由度があるので、部屋着には最適。でも、なんて贅沢な部屋着でしょう。






No.5
18. SHIRTS
   OSHKOSH
WORK SHIRTS

このオシュコシュのシャツは、ヴィンテージのワーク・シャツがモチーフ。
1895年米創業のワークウェア・メーカーらしくこだわった作りです。
生地はウォバッシュ調のブルー・ストライプ、左右非対象のガチャポケ(左が ペンホルダー付きポケットで、右がフラップ付きポケット)で、 両裾脇はガゼット仕上げ の巻き縫いで空環(からかん)仕上げ、前立ての一部が二重の比翼仕立てになっており、襟裏のボタンで留められるチンストラップや キャッツアイ・ボタンなど特徴的な仕様が満載です。
洗濯で落ちたプリントロゴもワークっぽいです。


19. SHIRTS
   45RPM COTTON FLANNEL SHIRTS

ここの服はデザインも素材も良いのですが、ちょっとお値段が高いのが気になるところ。まあ、こだわっているので仕方がないのかも知れません。
 (当然バーゲンにて購入です。)
ブルーのグラフチェックのコットン・フランネル。いわゆるネルシャツです。
大きめのボタンと ペンホルダー付きポケットなど、ワークっぽい作りも気に入っています。






20. SWEAT SHIRTS
   CHAMPION DORMITORY
JACKET

厳密にはスウェット・シェツではありませんが生地がスウェットなのでここで登場。
カリフォルニア産の16オンスのコットンを、低回転吊り編み機で編み上げた日本製の柔らかい生地を使ったスタンドカラーのダブルジップのジャージー。
薄手でコンパクトにまとまるので、ちょっとしたお出かけや旅行時の携帯品としても最適です。
とあるショップの別注品で、もう入手困難ってところも、お気に入りのポイントです。




21. SWEAT SHIRTS
   J.O.E. SWEAT SHIRTS

ラルフローレンなどメンズウェアのデザイン・ディレクターを務めた ジョセフ・アブード(Joseph Abboud)のスウェット。
スチール・ブルーのこの色が気に入って、十数年前に購入。スウェットとしては、ちょっと高かった記憶があります。
最近はスウェット自身あんまり着ないので、何度かリサイクルに出そうかと思いましたが、未だに捨てられず、たまに着たりもしています。
広めの襟ぐり、Aラインのボディに、七分の袖丈と、今見ると、かなりこだわった作りになっています。



No.6
22. DENIM PANTS
   EDWIN 505X


そんなにこだわりが無い頃に買ったエドウィンの505Xは偶然にも リジッドデニム。
レッドのセルビッジやオレンジとイエローの二色のステッチがお気に入りです。
ポケットにもアタリが出ており、いい感じで育ってくれました。


24. TROUSERS
   45RPM WORK PANTS

45RPMのウェアは、値段は高いのですが、気に入ったデザインが多いので、バーゲンなんかでつい買ってしまいます。
このワークパンツは、絶妙な色と前にあるワンポイントのポケットがお気に入り。 
ジーンズと同じドーナッツボタンにもこだわりを感じます。


23. DENIM PANTS
   LEVI'S S501XX


エドウィンの505Xが良かったので、セルビッジがこだわりの1つに。
で、たまたま立ち寄ったお店で偶然見つけたのが、ゴールド・セルビッジのリーバイスS501XX。
ジーンズはそんなに詳しくは無いのですが、「第二次世界大戦モデル」の復刻版ってことで、ペンキのアーキュエット・ステッチがポイント。摩れて良い感じになってきました。
こちらも、偶然にもオレンジとイエローの二色のステッチです。