箱根に旅行に行った際、ひょんなことから寄木細工の職人さんとお話する機会がありました。
職人としてのこだわりや寄木細工について楽しいお話を聞かせていただいた上、
仕事場まで拝見させていただきました。
そのお礼といっては何ですが、ここではその「若林工芸」さんのご紹介をしたいと思います。
箱根にお越しの際は、是非ともお立ち寄りください。
また、「インターネットで見ました。」と一言いって頂ければ幸いです。
(製造元ですが小売もしていますので寄木細工は市価よりも安く
買うことができます。)
●箱根寄木細工とは
材料に白色系、黄色系、茶色系、褐色系、灰色系、黒色系と多くのの天然木を
使用することであの美しい模様が生まれます。
模様には伝統的なパターンはあるもののそれに固執することはなく、
新しいデザインのものもあるとのことです。
寄木を使用した製品には2通りあり、1つは寄木を特殊な鉋(かんな)で
薄く削り、これを小箱類に貼るという方法、もう1つはむくの寄木そのものを
削り込んで1つの製品を作るという方法です。
前者の方法で作られた製品は1つの素材から多くの材料が取れるため比較的
安価にできるとのこと。
模様の大きさは尺、寸という単位で決まっているそうです。
(これに伴い小箱類の大きさもこの単位で作られています。)
和食器の大きさも尺、寸単位で、「やはり和のものはcmでは味がない。」
という言葉が印象的でした。
●若林工芸さんの場所
●若林工芸さんの作品
★寄木細工の貯金箱
様子をみて売れるようであれば卸しも行うとのことでしたので、 この葉書については現時点(2000年5月)では若林工芸さんまで行かないと 手に入りません。
こちらは逆にお土産には良いのではないでしょうか。
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