「このボタンはキヤッチボタンです」
「キャッチボタン?」
「放ったボタンはどこにいくべきでしょう?」
「いってしまわずに また もどるべきです」
チコは想ったことが口をつきました。
「そうですね ボタンはボタンである必要はないのです。
ボタンは何でもよいのです。
いや 何でもよいわけではありません。
実は 何でもよいのです。
工夫さえなされていればでですが
感性がなされていればですが
複数なものでなければですが
観た通りの物でなければですが
そのうえ 仕掛けがなされて
美しくてつまらない物でなくてはなりません。
そう この平凡なボタンのようにです・・・
かけ違わないでほしいものです」
ST氏はいたずらそうな笑いで囁かれました。
出遇いの機会は 機会であることを
小さな囁きの中の真理をも
見逃さない感性はその磨き具合で決まります。 |
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