みんなの掲示板

バックナンバー(99/3/14-3/25)

じゃ日本も警鐘を鳴らしたら…

宇野 みれ 03/25 22:57

米国の景気を押し上げている要因がY2Kに備えての買いだめならば、日本も混乱を来さないよううまく冷静に情報をリリースすれば景気が上向くのでは^_^;。地域振興券よりもよっぽど利きそうですが…。地域振興券ならもったいなくないから、と防災用品も動きそうなものです。しかし、皆が買いだめすると、新年が明けてしばらくは停滞するでしょうね。私も例年、正月はついつい買いだめして、1ヵ月ほどはあまり買い物にいかないのです^_^;。
先日、錆が出てきた沸騰ポットを買い換えました。最近の沸騰ポットは大きくなったのですね。前のは一番大きいのを買っても2l程度だったのが、今度のは5.4リットル。2倍以上になりました。お茶が好きで料理にもよくお湯を使うので我が家の沸騰ポットはいつも水を補充して満タン。なんぞのときには「湯ざまし」5リットルは確保できるようになりました^_^;。

URL:http://www.harapan.co.jp/Books/E_Books/B_millenium_j.htm



米国では買いだめが始まっている?

BANYUU 03/25 16:31

 米国の景気を押し上げている要因は、Y2Kサバイバルのため消費者が買いだめに走っているため、という見方を東海銀行調査部長が今日の日経新聞夕刊に書いています。消費者が3日分買いだめをすると、米国の成長率を0.5%押し上げる計算になるというのです。
 さらに流通業界も在庫の積み増しに走り出していて、それがレジスターなど機械機器の買い換えにつながり、連鎖的な好循環につながっている、とこの調査部長氏は書いています。
 米国の好景気との関連については、そういうこともあるのか、という感じですが、それよりも米国の消費者たちがすでに買いだめに走り出しているという事実はショッキングです。日本人は楽天的なのか、ノーテンキなのか、知らないだけなのか。それともギリギリになってパニック的買いだめとなるのでしょうか。日本の静けさが不気味です。

URL:http://www.ne.jp/asahi/21st/web/


スポックも年取った(;_;)

宇野 みれ 03/25 01:01

そうなんですよ、BANYUUさん。あの、ミスター・スポックです。ミスター・スポックもすっかり歳をとって、なんだかバルカン星のおとっちゃんの大使に似てきました^_^;。スター・トレック特集も組んだことがあるのですが、"I'm Mr. Spok" "I'm not Mr. Spok"という二つの自伝があるのが興味深かったです^_^;。ついスポックが出てプラネットだとかコスモスだって連発すると気分は宇宙モノを見ているようでした。ちょっと歳のせいか発音が聞き取りにくく感じましたがダンナは否定。わかりやすかったと言って差をつけようとしていました^_^;。
ビデオにしろ、本にしろ、今から作ったのでは間に合わないでしょうね(;_;)。翻訳はもう時間的に無理でしょう(;_;)。
でも日本でビデオ作るのなら、やっぱ向井さんか毛利さんではないでしょうか(スポックの影響か^_^;)。ああいう落ち着いた人が冷静に客観的に説明すると説得力があると思います。
ガートナー・グループというアメリカの有名なリサーチ会社がYear 2000 Readiness Reportというのを出していました(下記URL参照)。ここのデータは結構高いのですが、2000年関連は大幅ディスカウントだそうで^_^;。
無料でパーソナル・アドバイスというのも掲示しています。どうしても必要な薬のある人は供給をモニターして危なそうなら多めに買っておけ、とか、年寄りや病人を支援するボランティアをしろ、とか。米政府はアドバイスのフリーダイアルを開設しているようですね。
コンピュータ関係のY2K対応では一番進んでいるはずのアメリカでこの準備なのに日本は本当に大丈夫なのでしょうか?

URL:http://www.gartner.com/public/static/y2k/y2k.html


日本版サバイバル・ビデオは

BANYUU 03/24 22:58

 みれさん、レナード・ニモイってあのスター・トレックの? ニモイならファミリー向けに強い説得力がありそうですね。
 日本でもY2Kファミリー・サバイバル・ガイドのビデオがあったらいいのに。案内役は誰がいいでしょうか。丹波哲朗なんか迫力ありそうですが、これだと霊界ガイドですね(^^)
 ハラパン・メディアテックの企画・発売で「日本版Y2K・サバイバル・ビデオ」を出すというのはいかがですか!? パニックを煽るなどと言われるかも知れませんが、「備えあれば憂いなし」ですので、話題満点で反響を呼ぶと思いますけど。

 老舗の「東京南部生協」が経営危機で自主再建を断念、との記事。その大きな原因の一つが「コンピューター2000年問題に対応する資金もないこと」とあるのにはビックリしました。これからこのタイプの経営行き詰まりがどっと出てくるかも知れませんね。

URL:http://www.ne.jp/asahi/21st/web/


ニモイのY2Kビデオ

宇野 みれ 03/24 20:48

amazon.comに頼んでいたレナード・ニモイが案内役を務めるY2Kファミリー・サバイバル・ガイドというビデオが届いたのでダンナと2人で見ていました。後ろにがちゃがちゃとイメージ映像を入れたり、インタビューに答える人の顔をダブらせたりというトリックがチープで見づらかったですが、全体として落ち着いたトーンで、前半は業界やY2K専門家のインタビュー、後半はサバイバル専門家に聞きながら家庭で何を準備すればよいかとコンパクトにまとまっていました。水はともかく大きなコンテナにどんどん水道水を入れておいておけ、トイレ用の水は別に確保、食べ物は缶詰と乾物を中心に、照明をお忘れなく、貴重な書類は一ヵ所にまとめて、とわかりやすかったです。アメリカの家はでっかい納屋があっていいなぁ、なんて思ってみていました。ペットや子どもの精神面への配慮もあって興味深いものでした。見てるとやはり焦ってきて、まだ品薄にならず半年保存のものでも大丈夫という夏頃から準備に入ろうか、まだ石油ストーブ売ってるかななどと話していました。最後にインタビューした専門家全員に何週間分の備えが必要かと聞いてい ましたが、「ある程度、混乱が予測されているものだから3〜4週間」という回答が中心でした。年末の備えを憂慮しつつ、今晩炊く米がないのに気付いて今日はうどんだった、ドジみれでした(;_;)。

URL:http://www.harapan.co.jp/Books/E_Books/B_millenium_j.htm



Y2Kは「裏技」で乗り切れるか?

BANYUU 03/20 17:43

今日の朝日新聞夕刊のウイークエンド経済が、ほぼ1面をまるまる使って、2000年問題に出遅れた会社向けに「今からでも間に合う裏技」をあれこれ紹介しています。
「裏技」の内容は、2000年を昭和75年に置き換える、あるいは皇紀(こんなもの、誰が覚えている?)2660年に置き換える、さらに日付を28年前に戻して曜日がおなじうるう年の1972年に置き換える、などなど。
太平洋戦争末期に米軍上陸に備えて各地の婦人会が行った竹槍訓練みたいですが、こんなことでY2Kは乗り切れるのでしょうか。天下のアサヒがこういう大特集をするということは、もはや日本の手遅れは覆い難く、間に合わないよりは「竹槍」でもマシ、ということなのでしょうか。
こんな小細工は、かえって混乱に輪をかけはしないでしょうか。ホント、恐ろしくなってきました。

URL:http://www.ne.jp/asahi/21st/web/


よく分からないサマータイム推進論

BANYUU 03/19 21:43

橋岡さん、はじめまして。「サマータイム導入反対リンク」、拝見しました。
僕のホームページの中の、「大世紀末つれづれ草」でこれまで2回、サマータイムについて触れています。
<また出てきたサマータイム論と日本人の時間の流れ>(98年6月25日)
<サマータイム導入に断固反対を打ち出した「週刊ポスト」を支持する>(99年3月16日)

NIFTY SERVEの「未来研究フォーラム 」でも、サマータイムについていろいろ意見が書かれていますが、反対意見一色です。
それにしてもサマータイム推進論者がなぜこれほど執拗に押し進めようとしているのか、よく理解できません。省エネとか余暇利用拡大という表向きの理由(この2大理由が矛盾していることは、多くの方が指摘していますが)のほかに、是が非でも推進したい理由が別にあるのでしょうか。

URL:http://www.ne.jp/asahi/21st/web/



「サマータイム導入反対リンク」

橋岡@サマータイム反対リンク 03/19 02:58

 表題のページを作りました。掲示板も設置していますので、皆様の
ご意見・ご感想をお待ちしております。

URL:http://kobe.cool.ne.jp/momijipafe/stopst.htm



あと29年で地球は定員オーバー

BANYUU 03/17 17:59

 今年10月12日ごろに、地球の人口は60億人に達すると予想されています。1950年の人口が25億人でしたから、いかに爆発的な増加であるかがうかがえます。
 しかも現在の60億人近い人口のうち、パソコンやネットといった情報・通信に無縁の人たちは45億人。そのうち20億人は、いまだに電気のない生活を送っているというから、テクノロジーの進歩で恩恵を受けているのは、地球上の4分の1ほどなのですね。
 新・中世論や身の丈社会論も、先進国の中だけで考えるぶんには、なかなか興味深いものがありますが、地球上のすさまじいアンバランスを前にしては、たちまちお手あげになってしまいます。
 さらに息苦しくなるデータとしては、地球の人口はこのまま増加していって2028年(あと29年後です!)には、地球が支えきれる限界の人口定員とされている80億人に達するということです。
 この定員をオーバーした時、人類を待ち受けているのは、どのような事態でしょうか。わずか29年の間に、便利さと飽食に慣れきった先進国の生活スタイルを一挙にダウンサイズすることが可能でしょうか。
 発展と増殖の限界に達した人類は、進歩への意欲を喪失して衰退への道に進むのか、もっとラディカルに種としての滅亡が訪れるのか、あるいは予想もつかない社会と文化を創出して方向転換していくのか。いまこそ人類の「知力」「智力」が問われている、といっていいと思います。

URL:http://www.ne.jp/asahi/21st/web/


未来食アトリエ風

宇野 みれ 03/17 10:54

知人から聞いた「未来食レストラン風」のホームページがありました(URLは下記)。残念ながら基本食セットの紹介はありませんでしたが、レストランやセミナーの紹介がありました。

果たして21世紀はどんな世界になるのでしょうか? BANYUUさんの言うような身の丈社会ならいいのですが…。ここのところのNHKの20世紀総括特集(名前を忘れた)を見ていると、いつも暗い気分になります。すべてが個人の手を離れた大きな流れの中に巻き込まれているという無力感を感じます。
技術者であるダンナは科学技術の進歩と明るい未来を信じてやまず、ナノ・テクノロジーにより貧富の差も食糧問題も解決し、すべてが無料で得られ人間の想像力を食べ物をえるためにではなく純粋に使うことができる時代が来るのだ、と言います。私しゃ、これ以上、手を入れないシンプルな生活がいいと思うので、よく口論になり、挙げ句の果てに「このドクター・クレージーラブ!」^_^;。
NHKの特集ではグリーン・レボリューションがショッキングでした。増え続ける世界の人口を養うという理想を科学者たちは信じて改良を重ねたのでしょうが悲惨な結果に終わってしまった。
とはいえ、昔ながらの有機農法では支えられる人口は限られてしまう…。
じゃ、どうすればいいんだ、という答えがない、おそらく誰も出し得ないところにあの特集のやりきれない重さがあるのだと思います。
本当に必要なものだけを生産・消費するというときに、じゃ、コンピュータやインターネットは本当に必要なのか、なんて思ってしまいます。
結局、人間は己の欲望にしたがってじたばた生きてきて、これからもじたばた生きていくしかないのか、と…。
Y2Kリストにたばこは必須でした^_^;。今でもカートン買いですが、余分を買って置こう^_^;。

URL:http://www.ic-net.or.jp/home/ilfa/fu/fu-.html


2001年の田舎暮し 標的の街より

超天才ハリー 03/17 07:48

宇野みれさん、BANYUUさん

暖かく、野菜と魚の豊富な街で静かに暮したいですね。
周りを基地に囲まれた「標的の街」(神奈川県横浜市)に住んでいるとそう思います。
2000年問題でミサイル誤発射されたら私の街は間違い無く核戦争の
ファーストストライクをまともに受けて20分で消滅するでしょう。

冷徹な事実を想像するのは大人の責任だとおもいます。
そんな大人もめっきりすくなくなったように思います。

甘く見てませんか冷戦の遺産、といったところでしょうか。
冷戦の遺産が先の大戦どころか冷戦さえ知らない次世代に引き継がれる21世紀は、
冷戦よりさらにもっと恐怖の時代かもしれません。

「逃げよ逃げよすべてのジュネーブより逃げよ」byノストラダムス
掲示板のパックアップは地球の反対側にとっておいたほうがいいかもしれませんね。

私の住んでいるこの場所がいつの日か「田舎に還る」その日が世界平和が達成される
時かも知れませんね。「世界平和」、、、、もう死語の領域に入りつつあるかもしれません。それでもいつの日かきっとここが田舎になるまで、この場所で生きていたいとも思いま
す。

URL:http://www.angel.ne.jp/~mirage21



身の丈に合った社会に向けて

BANYUU 03/16 16:29

 旧掲示板でバックアップが出来ていた1月23日までの書き込みを、すべて旧掲示板バックナンバーに復活させました。こうしてみると、どれもこれも懐かしいメッセージばかりです。デジタル社会ではバックアップこそが命綱だということがよく分かりました。
 「熱物に懲りてなますを吹く」のたとえそのままに、新掲示板の書き込みは毎日バックアップを取っています。 
 
 みれさん、農村と食糧備蓄の話は面白いですね。2000年問題とは極めて都市的な問題なんですね。現実に来年の年明けにY2K混乱が起こった時に、都市と農村がそれぞれどう対応するか、興味深いところです。都市の大パニックをよそに、農村でははいつもの正月と変わらないほどほどの「めでたさ」をかみしめていたりして。
 「未来食基本セット」も衝撃的ですね。先日、長岡の「21世紀セミナー」で話をした時、「21世紀の社会は、本当に必要なものだけを生産・消費していく、循環型・環境型の社会となるでしょう。それは、身の丈に合った社会であり、いわば新・中世ともいえる社会でしょう」という話をしてきたのですが、「未来食基本セット」の話を知っていたら披露したかったところです。
 この基本セットにはタバコも酒もないのですね。僕はどっちもやめているから構いませんが、やめられない人は、ペットボトルで自家製どぶろくをつくるとか、プランターでたばこの葉を栽培するとか? もっとも21世紀的健康のためには禁酒・禁煙はあたりまえになっていくかも知れませんね。

URL:http://www.ne.jp/asahi/21st/web/


日本の未来食

宇野 みれ 03/16 15:25

パソコン通信で房総で田舎暮らしをしている翻訳仲間(私しゃ正業は翻訳者です^_^;)から次の情報をもらいました。

> でもよく考えてみたら、2000年問題とは関係なく、食料備蓄は
> 農村ではあたりまえのことなのですよね。次の収穫まで、または
> 不作に備えて次の次の収穫までの分ぐらいはどの家も確保している
> と思いますよ。コメは玄米のままなら何年でも保存できますし。
> 水はたいていどの家にも井戸があるし、灯油で動く発電機ぐらいは
> みんな持っているし、燃料はその気になれば自分ちの裏山にあるし、
> というわけで、農村部では2000年問題への危機感はきわめて希薄です。
>
> ちなみに「未来食レストラン・風」という店では、数年前から通販で
> 「未来食基本セット」というのを売ってまして、これは大人1人が
> 1年間に必要な基本食料を2ヵ月ごとに届けてくれるというものです。
>
> ご参考までに内容を紹介すると、
> *穀物60kg(玄米・白米・押麦・雑穀類とりまぜて)
> *豆10kg(小豆、大豆、黒豆、金時豆など)
> *ナッツ類1〜2kg(ごま、くるみなど)
> *海草2kg(こんぶ、わかめ、ひじき、ふのり、あおさなど)
> *塩4kg
> *味噌6kg
> *梅干2.2kg
> *梅酢1リットル
> *醤油10.8リットル(1升ビン6本)
> *油1.9リットル(ごま油、なたね油)
>
> あとはこれに季節の野菜があれば健康に暮らせるのだそうです。
> 大人1人が1年間に必要な食料はたったこれだけというのが、
> 日本の伝統的な食生活から「未来食」の理論を構築した
> 大谷ゆみこさん一家の数年ごしの人体実験の結果です。
> たんぱく質は豆と穀物から摂取し、酢は梅酢で代用、
> その他の調味料は上記の材料と野菜から手作りです。
> (個人的には、これにあとオリーブ油と葛粉が欲しいなぁ、と思いますが)
> 季節の野菜は、いざとなったら雑草にも食べられるものはあるし(^^;;;)
> プランターでもそこそこの量は作れるしで、肉・魚を食べたい人は
> 自分で釣りに行くなりスズメを捕まえるなりすればなんとかなるでしょう。

この仲間は借家の庭に井戸まであるそうで…。

宮崎の我が家も田園地帯の真ん中の住宅街。近所の超早場米の田んぼではもう田植えが終わったところもあります。今日は娘を保育園に送った帰りに民家の軒先の無人店舗においてあった6つ100円のトマトが朝ご飯でした^_^;。イチゴも産地でスーパーで250円くらいになったら4パックくらい買って、みんなでがつがつ食っています。
ま、台所の近所に住んでいるようなものか^_^;。

URL:http://www.harapan.co.jp/Books/E_Books/B_millenium_j.htm


ミレニアム・ストア

宇野 みれ 03/16 04:37

旧掲示板に上げたミレニアム・ストアの再宣伝です(;_;)。とはいえ、あれもオンラインで書いたから…。インターネットの掲示板はオンラインで書くことが多くなりました。
米のオンライン・ショップamazon.comにミレニアム・ストアがオープンしました。21世紀乾杯の特集かと思いきや、一般市民向けのサバイバル本が中心というシビアな品揃えです。ハラパンのオンライン・ショップでも日本語で特集を展開しています。
オーダーしてあった家庭の食糧備蓄の本など3冊が届きました。まだじっくり中を読んでいませんが、食糧備蓄の本の中央のカラー広告特集は「1年分」などの食料備蓄セットが多く壮観でした。火と水をあまり使わない、おいしい、バリエーションがある、というのを売りにしているのが多かったです。
また、ミスター・スポックことレオナード・ニモイが案内役を務めるY2Kファミリー・サバイバル・ガイドというビデオを見つけたので追加しました。政府、コンピュータ関係者へのインタビューから実践的なサバイバル・ガイドまで。冷静でわかりやすく実用的、と異例に多く(9人くらい)のビジターのコメントがついていて、みんな最高の5つ星。また、ついつい買ってしまいました…。
中旬に元首都圏の救急隊員の一家が宮崎に移住してくるのですが、押し入れ一つを水、食料、燃料の備蓄スペースにあてるそうで、押し入れをあけるべく荷造りをしているそうです。救急隊員の人がいうと説得力が…(;_;)。
神戸・東灘消防署の震災時のサバイバルパッケージ・ホームページで「水なしにカンパンなど食えたものじゃない」という体験談を読み、餅が好きだからお餅たくさん買っておこうかな、とか、いつ頃から備えるかとか頭悩ませています。バーベキューセットと木炭を買うのはダンナと合意したけど。燃料になるから新聞紙も取って置こうかとか…。
ダンナはどちらかというと冷めた目で見ているのですがね…。
ところでamazon.comのアソシエートは任意のページへのリンクを張れるようになりました。たとえばミレニアム・ストアのトップページとか。これだとリンクの手間もメンテの手間もあまりかかりません。amazon.comで使用しているタイトル画像もホームページ内で100点まで合法的に使用できますし。BANYUUさんもアソシエートやってみません?

URL:http://www.harapan.co.jp/Books/E_Books/B_millenium_j.htm



ありそうでなく、なさそうである

BANYUU 03/15 21:29

 前の掲示板のログは、今年1月23日書き込み分まではバックアップされているので、旧掲示板バックナンバーとして全部を復活させようと思っています。問題はそれ以降3月13日までの約50日間で、この間に書き込まれた20数本が言霊となって永遠にサイバー空間をさまようことになりそうです。
 どなたかが奇跡的にこの間の書き込みを保存しているとありがたいのですが、自分自身でさえバックアップしてないものを、ほかの方が保存していることはまずあり得ないことかと…。

 ところで今日の朝日新聞夕刊文化面に、慶大教授でSF評論家の巽孝之さんが「キューブリック急逝に寄せて」という文を書いていて、1992年1月12日の「HAL9000の誕生日を祝う会」について触れています。この「祝う会」とは、僕のホームページの中に全記録を掲載している映画「2001年宇宙の旅」フォーラムのことです。
 このフォーラムのパネリストたちは、巽さんも含めて、まさかあの時の討論記録がそっくりWEB上に残っているとは思ってもみないかも知れませんね。まして写真(超天才ハリーさんの撮影・提供です!)まで付いているとは。

 残っていてほしい記録は残ってなく、残っているとは思ってもみない記録が残っている。ほんにこの世はままならぬ……。

URL:http://www.ne.jp/asahi/21st/web/


リゲティのレクイエムは難しいかも

宇野 みれ 03/15 17:53

私はあまりクラシックに詳しくありませんが、リゲティのレクイエムが日本で演奏された、というのは聞いたことがありません。しかし、初演をするのならコーラスの質がかなり問題になると思います。2001年でリゲティのレクイエムに感動したのは、人間の声がここまでの「サウンド」を出すことができるのか、という点でしたから。最高の楽器としての生のアカペラの人間の声を、通常なら効果音を出す使うところに使用したところに、そしてツアラツストラ、青きドナウ、ガイーヌのアダージョ、という一見、ジャンル違いの音楽で見事に映像をまとめあげたところにここまで(それが人間の声だと知らなくても)深く人の心を揺さ振る、というか心の裏を引掻くような印象を与えたのでしょうから。
中途半端に初演をするのではなく、豪華メンバーでの追悼公演、聴きたいですね。カウンターテノールの米良さんとか…。
今回の会議室ダウンの場合、私の書いたメッセージはまだ残っているのでしょうが、以前、よく、酔った勢いでオンラインでメッセージ書いたり、ファイル操作をしていてぶっ飛ばしたりしたとき、消えたファイルはどこをさまよっているのだろう、とよく考えていました。
人間の思いのこもったものですから、人の霊のようにどこかに言霊となってさまよっているんじゃないか、って。
パソコン通信を始めてから10数年。オンラインで書いたり、元ファイルを失ったりぶっ飛ばしたりした多くのメッセージは私の手元に残っていません。心身を削るようにパソコン通信に書き込んできたメッセージもほとんどはホストサーバーから削除されています。でも誰かの5インチフロッピーやハードディスクの片隅に残っているのだろうか、なんて思うこともあります。
自分の生きている証を書き込んでいたつもりが端から消えていくことに空しさを感じ、今、自前でサーバーを立ち上げて手元にファイルがあり、このデータさえ伝えていったら、インターネットに生きた証を残すことができるのだと安心していたら、ダンナが「そんなに長持ちするかなぁ」って。おいおい^_^;。
しかし、前の掲示板で書いたキューブリック関係の思い出が結構気に入っていたので、コピーして再編集して自分のホームページに上げようと思っていたら…。
バックアップを取っていないときに限ってダウンするのと同じ、マーフィーの呪いか、はたまたキューブリック監督の拉致か…。

URL:http://www.harapan.co.jp/Books/VIDEO/v_cubric_j.htm


教訓その1、その2…

BANYUU 03/15 17:15

 超天才ハリーさん、今回の掲示板トラブルではご心配をおかけしました。原因はシステム系の問題なのか、サーバー管理会社の人間系の問題なのか、いまだにはっきりしていません。
 幸いなことに半日足らずのうちに、新たなルートで掲示板を設置することが出来て、掲示板がないという事態は乗り切ったのですが、いくつかの教訓を得ました。
 教訓その1は、データのバックアップを怠るな、ということです。これまで掲示板の書き込みデータは、月に2−3回くらいの頻度でバックアップを取っていたのですが、今回に限って(こういう時に事故が起きるもの!)50日間ほどバックアップを取っておらず、この間のデータは消失した可能性があります。
 教訓その2としては、今回は掲示板だけの障害でしたが、ホームページの全データを置いているプロバイダーのサーバーが止まって全データ消失という事態になったら、どのように対処するべきか、危機管理の対策を考えておく必要があるということです。自分のハードディスクにデータはあるというものの、新たなサーバーにホームページを開設して全データを移し、もとどおり復元するのは大変な作業となりそうですし、移動したことの周知徹底も難しい問題です。
 ボッドからHALに呼びかけても応答を拒否され、回路を断たれてしまったボウマン船長の気持ちが、今回はつくづく身にしみる思いでした(^^;

URL:http://www.ne.jp/asahi/21st/web/


AE-35ユニットが故障です。命日より初七日が過ぎ

超天才ハリー 03/15 03:20

BANYUUさん、掲示板の故障はAE-35ユニットの不具合かもしれません。
HALはなんと言っていますか。連絡はとれましたか、キューブリック監督とのチェスに
かまけて、間違いを冒したのかもしれませんね。

宇野みれさん、地上の追悼データベースの構築大変参考になりました。ありがとうござい
ます。2001年はわたしにとってSFがSFでなくドキュメンタリーとして、観ると言うよりか、
内的体験だった理由が色々思い起こされます。

アポロ11の月面着陸より遥かに衝撃でした。しかも1968年というアポロより前に、
人類を月面で活動させたキューブリックは一体何者なのでしょうね。

いまごろ木星軌道で宇宙から新たな企てをHALと一緒にしているのかも^^;

地上の「SAL」にバックアップされているので掲示板はもう大丈夫でしょう^^
しかしインターネットの検索はHAL9000の能力の具現化ともいえる威力を
発揮しますね。30年以上前に予測できたでしょうかこの世界システムを。
みなさまの書き込みをいつも楽しみにしています。

ともあれキューブリック監督の肉体の死に慎んで追悼を、
     魂は新しい生命に生まれ変わりまた地球に戻ってくると。。。。

URL:http://www.angel.ne.jp/~mirage21


モノリスと鎮魂について

BANYUU 03/14 20:44

 みれさん、ハラパン・メディアテックの「キューブリック特集」は、充実のキューブリック・データベースになっていますね。
 ところでリゲティの「レクィエム」は日本で初演されているのでしょうか? まだなら、キューブリック追悼演奏会を開いて本邦初演というのも有意義かと思うのですが。 
 4年前の夏にNHKテレビの「ときめき夢サウンド」がキューブリック音楽を特集していて、ビデオに録っておいたものを先日見てみました。
 司会がいしだあゆみ、ゲストが映画監督の篠田正浩さんという面白い顔ぶれで、その中で篠田監督が「2001年の中に凄い音があるんですよ」と興奮気味に話したのが、リゲティの「レクィエム」でした。
 この曲の一部が流れる中、篠田監督は「演奏会で聴いたら、たぶん今の聴衆はついてこれないですよ」として、このレクィエムとその後の「美しく青きドナウ」の絶妙のコントラストが素晴らしい効果をあげていることを指摘していました。
 リゲティの曲がモノリス登場の場面で恐ろしいほどの効果をあげているのは、レクィエムであるということが大きいのでしょうね。これはモノリスとは何かを考える上でも、重要なことのように思います。
 モノリスが知性であっても進化であっても神であっても、それは個々の知的生命体たちの無数の死とイコールの関係にあり、知性の進歩は鎮魂なくして語り得ない、ということを示しているような気がするのです。

URL:http://www.ne.jp/asahi/21st/web/



リゲティ、アダージョ、ツアラツストラ

宇野 みれ 03/14 18:17

2001の音楽の話などしていたら、つい、リゲティやアダージョを検索してみたくなり、「キューブリック特集」にサントラ盤の他、次の3点を追加しました。

Strauss: Thus Spake Zarathustra / Schwarz, Seattle SO
Richard Strauss(Composer), et al / Audio CD / Released 1988
人類の夜明けのシーンで力強く使われるリヒャルト・ストラウスの「ツアラツストラはかく語りき」。ツアラツストラって何かしらかっこええなぁ、と思っていたら、ある邦訳で「ゾロアスターはこう言った」というのがあり、がっかりしたことがある。中学生の頃、公団アパートの隣の大学生のお兄さんが大音響で朝っぱらから流すツアラツストラが目覚まし代わりだった…。

Ligeti: Aventures, Nouvelles Aventures, Requiem / Maderna
Gyorgi Ligeti(Composer), et al / Wergo (Ger) / August 16, 1993
モノリス登場で聞こえてくるのは効果音ではなく、リゲッティ作曲の「ソプラノ・メゾソプラノ・二つの混声合唱と管弦楽のためのレクィエム」。そのレクイエムを収録。

Khachaturian: Gayne / Fistoulari, London Symphony Orchestra
Aram Khachaturian(Composer), et al / Everest / August 17, 1995
ハチャトリアンのガイーヌ。ボーマンがアンニュイで無気力な宇宙船生活を送るシーンでアダージョが流れる。

URL:http://www.harapan.co.jp/Books/VIDEO/v_cubric_j.htm



リゲティの合唱

宇野みれ 03/14 17:34

BANYUUさま、
本当、リゲティのコーラスは凄いですね。私はサントラのLP(おお、懐かしい)を買ってきて初めて、あれが効果音じゃなくて人間の声であることを知りました。アカペラの人間の声の恐ろしさというか威力を思い知らされる思いでした。その後10年くらいたって、念願のリゲティの「ソプラノ・メゾソプラノ・二つの混声合唱と管弦楽のためのレクィエム」をCDの輸入版で手に入れましたが、やはりなかなかタフでした(;_;)。一度しか聴かぬまま、どこぞにしまいこんでいます。しかし、キューブリック監督を送るレクイエムとしては最適かもしれませんね。
現役で急逝する人が多い職場にいて、また学生時代の友人も若くして急逝した人がおり、人の死には何度出合っても慣れるということができなくて、一時、レクイエムばかり集めていたことがありました。どうにも心の整理がつかないとき、ひたすら聴いていました。やはり心が落ち着くのです。

URL:http://www.harapan.co.jp/Books/VIDEO/v_cubric_j.htm



モノリスとリゲッティ

BANYUU 03/14 15:34

 みれさん、いやはやどうもです。キューブリック監督の話が盛り上がったところで、サーバーがプッツン状態になったのは、モノリスのことに触れたのが原因だったりして(^^)
 話の続きを書こうにも、前の書き込みがないので、一部を再掲して、続きを書きます。
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 「2001年宇宙の旅」での音楽の使い方については、すでに多くの論評がなされていますが、僕が最も凄いと思うのは、モノリスが登場するところで遠くから聞こえてくる人の声とも、宇宙の生命のさんざめきとも、あるいは御詠歌のようにも聞こえるコーラスです。
リゲッティ作曲の「ソプラノ・メゾソプラノ・二つの混声合唱と管弦楽のためのレクィエム」という既成の曲だそうですが、まさにこのシーンのためにつくられたかと思うほどです。

 HALが死ぬ時にデイジー、デイジーと歌う「ひな菊」の歌は、誰がつくった歌なのでしょうか。文献を調べても分かりません。ご存じの方、教えていただけるとありがたいのですが。この「ひな菊」については市民ケーンの「薔薇のつぼみ」を意識した、という指摘もありますが、レコードの回転数が落ちていくように、HALの歌う声がゆっくりと低くなっていくあたりは、いつも胸が痛む思いです。
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 さて、モノリスの登場のバックに使われている「レクィエム」を作曲したリゲッティは、ハンガリー生まれのオーストリアの作曲家で、「レクィエム」は1965年の作曲ということ。「2001年宇宙の旅」の公開3年前ですから、キューブリック監督は世に出たばかりの現代音楽を、モノリスの場面で使ったわけです。どうやってこの「レクィエム」を見つけてきたのか、そのナゾも知りたいところです。
 またまたモノリスについて触れましたけど、どうかこの新掲示板までプッツンになりませんように。

URL:http://www.ne.jp/asahi/21st/web/


キューブリック監督特集

宇野みれ 03/14 13:56

BANYUUさま、
あらら、せっかくキューブリック監督の話がしんみりと続いていたのに、とんだ災難ですね…。
キューブリック監督が2001年に持って行ったのかもしれませんね。
復旧の日を待っています。
キューブリック監督の映画、サントラ盤、評論のビデオ、CD、洋書のディスコグラフィー&ビブリオグラフィーと私の駄文を載せたホームページのURLを再掲示します。ぜひ遊びに来てください。

URL:http://www.harapan.co.jp/Books/VIDEO/v_cubric_j.htm



新掲示板に切り替えました

BANYUU 03/14 12:00

 皆様へ。昨日以来、これまで使ってきた掲示板のサーバーが何らかのトラブルのためアクセス出来なくなり、復旧の見通しはいまのところたっていません。
 そこで、とりあえず新しい掲示板をスタートさせることにしました。
 せっかくキューブリック監督の逝去を悼む書き込みや、キューブリック映画への思いなどの書き込みで盛り上がっていたのに、残念ですが、仕切直しをして、ここから再スタートしたいと思います。
 従来の掲示板が復旧しない可能性もあり、その場合はこの掲示板を新掲示板として、継続して運用していくことになります。
 これまで書き込んでいただいた方も読むだけだった方も、従来にも増して新掲示板への書き込みをよろしくお願いするしだいです。
 私のNAMEのところは、「管理人」ではマンションみたいなので、BANYUUとしておきますが、本名で呼んでいただいても構いません。
 では再スタート、行ってみましょう! 清水伴雄
 

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