現在、地球規模で進行している、さまざまな事柄からは、人類が文明を存続できるかどうかの瀬戸際にあることが、浮かび上がってきます。 巨視的な視点でとらえれば、この事態は、地球史上6度目の生物大量絶滅として位置づけることができます。 いま進行中の大量絶滅は、これまでとは異なり、人類という生物の一つの種が引き起こしているもので、このようなケースは地球の歴史に前例がありません。 いま、大量絶滅が進行中だと言われても、実感がわかない人々が多いかも知れません。 過去に起きた大量絶滅の多くは、数百万年という期間をかけて絶滅が進んで行きました。 2億5000万年前の絶滅は、少なくとも1000万年間に渡って続きました。 6500万年前に恐竜が絶滅した時の大量絶滅は、比較的、短い期間でしたが、それでも8000年から1万2000年くらいかけて、生物種の70%が絶滅していきました。 今回の大量絶滅は、産業革命を経た1800年ころから、200年余りの極めて短い期間に集中的に起きていて、絶滅のペースは年を追うごとに、ますます速くなっています。 日常的にはそのように見えなくても、過去に比べると桁違いの猛スピードです。 『サヨナラ愛しのプラネット 地球カレンダー』(ごま書房)−解説より |
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この「地球カレンダー」の新しい本が、08年2月に出版されました。(左の画像をクリックすると、表紙の拡大が現れます) 本のタイトルは『サヨナラ愛しのプラネット 地球カレンダー』です。 英語のタイトルは、『Good-bye beloved planet Calendar of the earth』です。 今回の本は、04年5月に出版した『人間なしで始まった地球カレンダー』に続く、地球カレンダーの書籍化第2弾です。 前回の本とは大きくイメージを変え、カラフルなイラストを随所に取り入れたビジュアルな絵本スタイルにしました。大人の絵本ですが、子どもが読んでも十分に楽しめる仕様です。 地球46億年の歴史における主な出来事を、1年365日のカレンダーに置き換えて記述した本文は、すべて英文対訳となっていて、英語学習の教材としても使えるようにしてあります。 本文の後には20ページの解説を付け、今日の温暖化を中心とする地球環境危機について、最新のデータで分析を加えるとともに、地球の歴史の中で最も遅れて登場した人間という生物種が、地球とほかの生きものたちに壊滅的な打撃を与えている現状について、詳しく記述しています。 教育現場や企業の環境研修など、さまざまな場面で活用していただける1冊です。学生や生徒の皆さんには、自由研究のテーマとして、いかがでしょうか。 発行元は「ごま書房」で、定価1000円(税別)。 問い合わせや注文は、TEL:03-3865-8641へ。 全国の書店でもお求めいただけます。店頭にない場合は取り寄せ注文が出来ます。ネットでの注文は、アマゾン、楽天ブックス、Yahoo!ブックス、セブンアンドワイ、ジュンク堂書店、紀ノ国屋書店などでどうぞ。 |
いま話題の1901年1月2、3日付け報知新聞「二十世紀の豫言」を全文掲載 |
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その1 | ■温暖化の直撃受ける日本■熱帯化で農林漁業は激変■海面上昇で平野部は水没へ■ | ||
その2 | ■国が国土が、海に沈む■世界規模で進む大異変■ | ||
その3 | ■氷河の後退と消失■ | ||
その4 | ■南極の棚氷が崩壊する■ | ||
その5 | ■北極の氷も溶解進む■ | ||
その6 | ■危機深刻、大量の動植物が絶滅寸前■ | ||
その7 | ■水が足りない! 水戦争の激化■ | ||
その8 | ■爆発する人口 限界ラインへ■ | ||
その9 | ■富の集中と極貧の人々■ | ||
その10 | ■劣悪な衛生状態■ | ||
その11 | ■蔓延するエイズ■ | ||
その12 | ■資源は次々と枯渇へ■ | ||
その13 | ■戦争、内戦、虐殺、テロ■ | ||
その14 | ■核・生物・化学兵器■ | ||
その15 | ■地中に残る地雷と不発弾■ | ||
その16 | ■原発の抱える不安■ | ||
その17 | ■世界遺産が崩壊していく■ | ||
その18 | ■言語が消滅する■ | ||
その19 | ■爆発するデータ■ | ||
その20 | ■地球は金星並み灼熱化へ■ | ||
その21 | ■究極の危機は天体衝突■ |
このホームページの多くのページを飾っていた動くJavaアプレットは、すべてのブラウザで作動できなくなりました。ホームページの見どころでもあったJavaアプレットの作動停止により、このホームページは今後、更新が行われることは、ほとんどなくなります。
また音楽のMIDIも、FirefoxやGoogle Chrome、Microsoft Edgeなどすべてのブラウザで再生できなくなりました。
当ホームページは2000年3月末、ASAHIネット優秀ホームページ表彰で、最優秀賞をいただきました。アクセスしていただいた方々、応援していただいた方々に心より感謝を申し上げます。
2001年10月発売の小学館「別冊DIMEウェブギャラリー」デジタルクリエーター名鑑特集号でこのホームページの作者が「ネット界のカリスマ1000人」に選ばれ、紹介されました。
このサイトの作者(私)が2008年、『サヨナラ愛しのプラネット 地球カレンダー』の著者としてポッドキャストの番組に出演しました。
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