21 ON NET  Opinion  広場


 家庭での英語学習に足りないもの

   パソコンを使って、子供だけでも 家庭で英語を学ぶことができる環境が整いましたが、その方法では、一つだけ足りないものが有ります。
 コミュニケーションです。言葉は、その為のものとして、生まれた訳ですから、この練習が無ければ、生きた英語の学習とは、言えません。
 現在、小学校から、英語学習を取り入れている学校が、多数ありますが、教室での英語学習は、英語を使って、実際の会話のやりとりをしながら 授業を進める事ができるので、英語学習には 欠かせない 重要な要素を持っていると言えます。
 しかし、残念なことに、絶対的に 学習の時間数が足りません。低学年では、月1回、 英語特区 などで 力を入れている地域では、高学年で 週1回 となります。
 学習効果を考えれば、週1回では、ほとんど 進歩は期待できません。これでは、中学1年生で習う内容を、3年、4年 かけて学ぶ事になります。
 また、公教育では、機会均等、平等の原則から、できる子、できない子を 最初から区別して教える事はできません(分けているところもある)。例えば、30人中 25人が 英語教室などで習って、もう既に できる内容であっても、まだ初めての5人の為に、全員に 教える事が必要です。
 また、基礎的な知識を教えることに、多くの時間が取られるために、限られた時間の中では 実際の会話練習は、僅かとなります。
 結論すれば、現行の小学校での英語学習は、諸々の制約から、効果のあるものには、とても ならないでしょう。
 となれば、小学生の時期から英語を学ぼうとすれば、個々人で、民間の英語教室に通うことにならざるを得ません。
 教室英語だけで、英語の力を付けることは 無理ですが、お互いに向き合って 英語でコミュニケーションをとるのには、最適です。
 個々の家庭で、パソコンを使って、生徒自身が 基礎的な英語力を付け、その実践の場として、英語教室を有効に利用できれば、すばらしい成果をあげることができると思います。
 1st STAGE 2000 を使って、初めて 目標を立てて 英語を学び始めたなら、1年間 学習を継続したら、事情が許せば、それぞれの都合にあった 英語教室をぜひ利用してください。実際の会話練習を 多く取り入れている教室が良いでしょう。6ヶ月、1年間隔でもかまいません。通い続ける必要は、ありません。本人が希望すれば 別ですが。
 英語教室に通い、他の子供達といっしょに学ぶことによって、自分の英語学習に自信と励みが付きます。なぜなら、とてもできる子になっているからです。
 この方法なら、普通の小学生の生活で、家庭での学習に ほんの少し英語学習を組み入れるだけで、ほとんどの子供たちが、小学生の間に、英検3級に合格できるでしょう。
 これって、実際に可能なら、すごい事だと思いませんか?
 一般的な、あちこちに見受けられる英語教室に通うだけでは、ほとんど不可能です。
 それを生かすことができるのは、家庭での効果的なシステムを使った継続学習以外にありません。
 ぜひ、この学習方法を信じて、子供の英語力の実現に、トライしてみてください。


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