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文字列を数値として認識させる


 eval()を用いて、文字列を数値として認識させます。



 x=1、y=2ならば、x+y=3になると思うのが当然です。
 しかし、このx=1、y=2の値が、数値ではなく、もし文字列として認識されていたらどうなるでしょう。
 結果はx+y=12となります。つまり、そのまま文字列1と文字列2を、つなげて並べただけの結果となります。
 そこで正しく計算するために、x=1、y=2をeval()を用いて、数値として認識させます。


(使用例)

 x=1;(文字列として認識している場合)
 y=2;(文字列として認識している場合

とすれば、x+y=12となります。ここで、

 u=eval(x);
 v=eval(y);


とすれば、u+v=3となります。


 変数同士の計算を行う時には、eval()関数を用いて、確実に数値として認識させておくことが望ましいといえます。