んじゃ、おっじゃましま~す…と
うわ、緊張する…
ピカッ!
うわっ!
何だよ、まぶしいなぁ。
ジーッ
ん?
ジーッ
うわぁっ!なんだ!?
あ…
イラッ・シャイ・マ・セ。
な、何? ロボット店長?
あああの~、
わ、わ、わたし、て、て店長の、「はる」と申します。
いいい以後お見知りおきを…おお、お好きな席にどうぞっ!
(しどろもどろ)
…じゃなかった!
よくみりゃあの顔ダンボール製だし。
ホントだ。
それにしても、あのあがり方は尋常じゃないわ。
あ
おい、こっち。
…ココ座ろうぜ。
ガタンッ
…うん。
ガタンッ
ふぅ…。
チラッ
…あ~。
…チラッ
!!
(何だろう…)
……。
(この、何とも表現しようのない気持ち……)
(……あ。)
(明らかに年配者の影…)
ズキンッ
(何か、つらい……。)
さてと、オレ何食べよっかなぁ~。
……お兄ちゃん。
お兄ちゃんはどうして…
アレを見て、この状況を見て、
何とも思わないの?
なぜそんなに平然としてられるのよ。
別に平然となんてしてないよ。
兄ちゃんは、まるで夢をみているような
予想外のこの状況を目の当たりにして、
テーブルの角をぎゅっと摑んで、
心の奥底から今にも噴出しそうな
笑いの渦を必死にこらえているんだよ。
(腹筋が…腹筋が…)
ふぅん……。
(お兄ちゃんは、この状況が面白いのか)
あ、
え~?でも
面白レストランって謳ってるんだから、
別に笑いを堪えなくていいんじゃないの?
…ったく、
まだまだ修行が足りんな、お前は。
もう、
なによ、それ。
あ、あれ?
ブルース兄弟も来てる。