とてつもない秘密が隠れてそうな予感。

ふふふ、ちょっくら覗いてみるか。





お、お兄ちゃん、待って、そんな…
危険な場所だったらどうするの!?





大丈夫だって。所詮あのじいさんの頭の中なんだからさ。


ガチャガチャ…


あれ?


鍵がかかってる。



ちぇっ、なんだよ。つまんね…



…ねぇねぇ




ん?なんだ?お前。どっからきたんだ?




うんとね…うんとね…

ぼくね…うんとね


…開けられるよ。





えっ?




ほら、これ。





あっ!!





何?それここの鍵?




開けてもいい?




どうぞどうぞ♪




お兄ちゃん、そんな簡単に判断していいの?




この状況で開けずにいられるほうがおかしいよ。
坊主、開けちゃって開けちゃって!




やった!ボクね、ずっと前から開けたかったんだー。


でも…




でも……?



ビクッ!!

うわっ!


びっくりした~な、何だ!?お前!!




!!







どうなってんだ?

坊主が急に成長しやがった。




はるちゃん…




えっ?





…こいつ、はるちゃんなのか!?




じゃぁさっきのガキもはるちゃん?…



たぶん、そう。

…でも、はるちゃんが…どうして


…ブツブツブツ…ブツブツブツ



はぁ?はるちゃん何か言ってる?



…ブツブツブツ

どうしても開けられなかったんだ。

鍵はもう随分前から預かってるのに。










だってオレ、誰かに聞いてからじゃないと
行動に移せない情けないヤツだからね。


でも…





キッ!

今君が開けていいって言ったから、
開けることにするよ。





ちょ、ちょっと待てよ…そんな感じで言われるとオレも
何か…あんまり責任持てないつーかさ…








くるっ 






ガチャガチャッカチャッ



ギーッ



あ…






開いた…。









あっ!




はるちゃん、入ってっちゃったぜ。
おい…ど、どうする?お前…





それは…




もう入るしかないでしょう。




つづきはこちら。





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