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購入場所
 ファッション市場サンキ
 85円均一コーナー

一見かわいいパンダのキーホルダーだが…。

頭を押してみると…→
きゃぁーっ!

ひぇーっ!
←お腹を押してみると…
これぞグロの中のグロ。飛び出した目玉の感触は”スライム”みたいな感じです




次はいよいよ最後の大物です!
↓↓↓


7
発見場所
某ブックセンター・処分品ワゴン



ある書店のレジ前に置かれた
売れ残りのファンシーグッズの処分品ワゴン。
そこに無造作に置かれた“奴ら”を見たとき、
私は思わず目を疑った。
これは……。

どうしてこんなものが商品化されるまでにいたったのか。
その前に誰も反対しなかったのか。
だとしたら、

製作者は一体誰を対象にして
これを作ったのか。


確かに最近、
“ちょっとグロくてかわいい!!”みたいな
確信犯的なグログッズが多く出回ってはいるが、
(今まで紹介したグロパンダもこっちに入るのかもしれないが)
”奴ら”の場合はもうそういう範疇を超えていた。



変なものを買うことに大分慣れていたはずの私でも
これをレジの前に出すのはさすがに躊躇した。
下手をすると、自分のセンス、いや人間性までも疑われかねない。

ましてや、レジの店員は若い男の子だ。
でもこのグロパンダ、そうは滅多にお目にかかれない代物。
ここで買わなければあとで絶対後悔するに違いなかった。
私はレジに誰も並んでいないのを見計らって

さほど買いたくもない雑誌を1冊手に取り、
本の上に”奴ら”をのせ、覚悟を決めてレジに差し出した。

「いらっしゃいませ」 
丁寧な挨拶のあと、当然のことながら店員の視線はグロパンダへ。
うぁ、やっぱつらい。とっさに私は頭の中で
“子供にせがまれて仕方なくグロパンダを買うことになった主婦”
という“偽キャラ”に自分を置き換えた。
(実際は子供なんていないけど。)

“いやぁ子供にどうしてもってせがまれちゃって…”

全く無意味な言い訳が頭の中をこだまする。

そんなナンセンスな“偽キャラ設定”をするまでもなく、
レジの店員は“奴ら”を見ても無表情のまま
淡々と仕事をこなしていく(それが当たり前なんだけど)。

なんだ、どうってことないじゃん。“アンズルヨリウムガヤスシ”ってか。

あとは“奴ら”を袋に入れるだけになった。

だが、この袋がくせものだった。店員は“奴ら”を
小物用(アクセサリーとか入れる)の小さな袋にいれようとしたのだが、
奴らが思ったよりもデカくごつごつしているため
入れるのにひどく手間取ってしまったのだ。

“ウソでしょ…”

店員が何度か入れ直している間に、
私の後ろに他の客が2〜3人並び始めた。
そして、そのうちのひとり、私のすぐ後ろにいた年配の女性が
レジの方を覗き込んだ後、怪訝そうな目で私の顔をじーっと見ている。
…頬が熱くなるのを感じた。

“ひ、ひとが何を買おうが関係ないでしょ、だ、だって私は子供にせがまれて…”
“偽キャラ設定”はどこへやら。頭の中の言い訳もしどろもどろ。

やがて“奴ら”もなんとか袋の中におさまり、
私もグロパンダを無事購入することができたのだが…。

購入するだけでこれほどの疲れを感じさせるほど
私を自意識過剰にさせた“奴ら”。
ビックリッコ大集合恐怖のグロパンダ特集
トリを飾るのは

そんなコイツラです。


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