優れものFILE NO.002

リアルなほどうれしい!!
プチレターセット&デザートおもしろケシゴム


実は
私caicoは大のミニチュア好きなのですが、
最近の100円ショップには
ミニチュア類が結構充実していて、
中でも”家具”のミニチュアは
とても精巧に作られているので本当に感心してしまいます。

しかし、100円ミニチュアの優れものは
”家具”に限られたものではありません。

今回ご紹介するのは
100円ショップ内でもちょっと見逃しがちなエリア
”玩具コーナー”で見つけた
ちょっと変わった100円ミニチュアの”優れもの”です。



その1

意外にも超リアル!



プチレターセット

製造・販売元 ワカエ紙工株式会社

購入場所:ダイソー




                                  
セット内容
たった100円でこれだけ充実!


はがき 
縦7.5cm×5cm  3枚
縦9cm×横6cm  
3枚





切手
縦1.5cm×横1cm
 24枚




封筒
10.5cm×5cm
(イエロー)
12cm×5.5cm(ピンク)
8cm×7cm(エアメール用)
各2枚計6枚


便箋
縦15cm×横10.5cm
イラスト2種各3枚計6枚

縦12cm×横 9cm
イラスト2種各3枚計
6枚
※懐かしさ漂うイラスト入り







よく出来ています。
ポストに入れたら間違って届くんじゃないかと思うくらい(笑)。

それにしても
何の変哲もない封筒やはがきを
ただ小さくしただけなのに
なぜこんなに可愛く感じるのか
本当に不思議です。



↓↓↓



その2

メチャクチャオイシソウニミエルデ賞。




デザートおもしろケシゴム

製造元 株式会社イワコー

購入場所:ダイソー

※1袋(3個入り)



caico一押し”はこれ

チョココーティングが
かなりリアルに表現されてます。


イワコーの
おもしろ消しゴム”シリーズは
他にケーキやカレー、丼ものなど
種類も豊富ですが、
美味しそうにみえるという点では
やはりこのアイスクリームのセットが
イチバンかな?



↓↓↓

ところで、
私のミニチュア好きは最近始まったわけではありません。
その兆しは物心ついた時から。






ミニチュアと私


30年くらい前だろうか。
”親指トム”という外国アニメがあった。
♪チビッコ光線浴びちゃってみるみる小さくなっちゃった♪トムが繰り広げる
ユーモア溢れるストーリー…。たぶん。

実は私も当時あまりに幼すぎて
ストーリー自体はほとんど覚えていない。

ただ
”トムの部屋”だけは今でも強く印象に残っている。

”引き出し”の中に作られたトムの部屋。
そこには小さな彼の身体に合わせて
ミニチュアサイズの家具が並べられていた。

チビッコ光線浴びて小さくなって、
あの引き出しの部屋に入りたい。”

子供心”はなぜかそんなところにばかり惹かれていた。
トムだって好き好んで小さくなったわけじゃないし、
小さいゆえの苦労もたくさんあるだろうが、
そんなことはお構いなしだった。
(ていうか、観ていた人はみんなお構いなしだったかも(笑)。)

そんな感じで 私には
昔からなぜか小さな”空間”や”モノ”に惹かれる癖みたいなものがあった。

兄の持っていたミニカー。
よくこっそり持ち出しては長い時間眺めていたものだ。
といっても、比較的精巧に作られている車の”外側”にはあまり興味はなく
なぜか、
雑に作られがちなちなハンドルやメーター、座席部などの”内側”ばかりを
延々と、飽きることもなく眺めていた。

”運転席に座りたい”

”子供心”はやはり小さくなることを切望した。
これではトムが抱く小さいゆえの苦悩など気づくはずもない。
(ていうか、それを意識したらあのアニメは観られないかも(笑)。)

姉の「りかちゃんハウス」や兄の「サンダーバード基地」も
やはり同じようなことを考えながら眺めていた。
(あ、あと確か「ウルトラQ」に出てきた”アタッシュケースの中の部屋”にもあこがれてた記憶が今うっすらと…。)

しかしなぜそんなに小さくなりたがっていたのだろうか。
心理学的にみると何か意味があるのでは。

その答えになるかどうかはわからないが、
その答えに”近そう”な、あるドラマを
実は以前観たことがある。

今から十数年前。
あの不朽の名作テレビシリーズ「ミステリーゾーン」が
夜遅く再放送されていたことがあった。
その時観た話のひとつ。
タイトルは確か「MINIATURE」。



ビデオに録画して何回か観たのでストーリーも8割くらい覚えているつもりですが
十数年前の記憶なので(録画したビデオも行方不明)、もし間違ってたらスミマセン!


ロバート・デュバル扮する冴えない中年男が主人公。
彼は仕事も恋愛も下手な、無気力で冴えない男なのだが、
ただ唯一の楽しみが博物館に展示されているドールハウスを眺めることだった。
彼の目にはそのドールハウスの中の人形が”一人の女性”として映っていた。
彼女の優雅な暮らしぶりを眺めながら次第に彼女にのめりこんでゆく男。
しかしある日、その暮らしは実は彼女にとってとても不幸だということを知る。
その一方で男は現実の世界では全く無気力な生活を送る。
見かねた男の妹夫婦が見合いデートをセッティングしてあげたり
仕事を世話したりするのだが、彼はすべてを投げ出して、
ドールハウスのある博物館へ逃げ込む。
そして…。

ストーリーは意外なラストを迎えるのですが、
ラストは書かないのが鉄則?ですのでこの辺でやめときます。


このドラマは導入部からすでにひとつのキーワードが浮び上がる。
「現実逃避」。
主人公の男は明らかに現実の世界から逃げたがっていた。
だとるすと私も?

幼い私が逃げ出したくなるような現実って一体何?
”お菓子が自由に食べられない”とか!?

ま、子供なんてそんなもんかも。




ちなみに今もミニチュアは大好きですが(最近は作る方が中心です)、
小さくなりたい願望は皆無です(笑)。
現実を受け入れざるを得ない年齢になったってことっすかね。




100円ショップの優れもの TOPへ戻る
100円ルンバ TOPへ戻る