優れものFILE NO.001
超お買い得!アツアツプレートで料理をグレードアップ
ステーキプレートセット


ステーキプレート  ダイソー 
ステーキプレート用 木のお皿  ダイソー

セットで200円


今までは安くても
1セット1000円以上で売られていた

ステーキプレートセットが
こんな安価で買えるなんて
10年前誰が想像できたでしょうか。
陶器のお皿に乗せたステーキは
あっという間に冷めてしまいますが、
これがあればもう大丈夫。
アツアツのステーキが
家庭の食卓で楽しめますね。


こいつもかかせない!
ステーキプレートハンドル
ダイソー

そして
私がこのステーキプレートにまず最初にのせた料理、
かねてから一度やってみたかった料理は、
ステーキでも、ハンバーグでもなく、
今はあまり見かけなくなったあのメニュー…
昔、喫茶店によくありましたよね、
そう、あれです。

鉄板ナポリタン








鉄板ナポリタンの思い出

子供の頃、家族でよく立ち寄った喫茶店。
そこのメニューにこの鉄板ナポリタンがあった。

そこは母親の知り合いが経営する店で、
家族が同時に昼食を取れないような時、例えば土曜の午後のように、
両親はすでに昼食を済ませていて、
私や兄が学校やら何やらで遅い昼食になってしまったような時には
よくここを利用したものだった。
私は、ここの、
鉄板の上にのった香ばしいナポリタンがたまらなく好きだったのだが…。

ここのマスターは大のおしゃべり好き。
喫茶店を経営しようと思ったきっかけもたぶん”そこ”にあるのだろう。
コーヒーを入れながらでも、デザートを作りながらでも、
とにかくひっきりなしにカウンター席の客と喋っている。
ただ、話上手なことは確かで、
その証拠に
テーブル席がいつもガラガラなのにも関わらず、
7〜8人は座れるその店のカウンター席は
いつでもほぼ埋まった状態だった。

私の両親ももちろんカウンター席の常連であり、
私と兄は少し離れたテーブル席で
”談笑”がひと段落着くまでの2〜3時間を、
忍耐強く、マンガ本などを読んで過ごしたものだった。

静まり返ったテーブル席とは対照的に
まるで”祭り”のような賑わいのカウンター席。
そしてその中心にはいつも
太陽のような”満面の笑み”を浮かべながら喋り続けるマスターが居た。
が、私はその太陽を一瞬にして曇らせる方法を知っていた。

ナポリタンが食べたい。

特に話が大盛り上がりの時のナポリタンの注文は
マスターから笑顔を消し去った。
”こんな時に調理場なんぞに引っ込んでられるか”
そんな気持ちがその表情からは読み取れた。

「スパゲティのゆで置き終わっちゃってるんだよな」
「これからゆでるから時間かかっちゃうよ。」

ドリンク類やトーストみたいに
カウンター内で作ることができるものなら快く作ってくれるのに。
だいたい、パスタ料理にゆで置きなんて禁物じゃない…(と今は思う)。

今だったら、すぐ席を立って店を出るくらいのことをしてしまいそうだが、
当時私もまだまだ子供。
頭の90パーセントを”食べ物のこと”で埋め尽くしているようなガキだ。
いくらマスターが眉間にしわを寄せて難色を示そうが、
どんなに時間がかかろうが、食べたいといったら食べたいし、
ましてや
子供の目からみても”しゃべり続けたい”気持ちがミエミエのマスターに
何をどう言われようが、意地でも引くわけにはいかなかった。

超小規模・ナポリ戦争勃発。

「30分以上かかっちゃうよ。」
「それでもいいの?」
「…うん。」

この辺でマスターに”援護”が入る。私の母親だ。

「トーストかなんかにすれば。」
「…。」
「ジャムもいっぱい乗ってるよ」
「…。」
「…どうしてもナポリタンがいいの?」
「うん。」

母親の援護は意外ともろかった。


マスターも”鬼”ではない。
子供にここまで言われれば、さすがに作らないわけにもいかない。

こうして
”この世で一番低レベルな戦い”に敗れたマスターは
母親の「ごめんね、わがまま言って」という言葉を背中に受けながら
結局は調理場にしぶしぶ引っ込まざるを得なくなるのだった。

当時の私はとんでもなく内気で
人の言われるがままになってしまいがちな気弱な子供だった。
なのにどうしてこの件に関しては我を通すようなことをしたのか。
そうまでして”鉄板ナポリタン”が食べたかったのか。

食べたかったのだ。

今思うとナポリタン自体はたいした味じゃなかったのだろうと思う。
(普段はゆで置きを使ってるくらいだから)
陶器皿だったら食えたものじゃないのかもしれない。
しかし、熱い鉄板の上で香ばしく広がるパスタの焼ける匂いとともに
食べるアツアツのナポリタンの味は
あの頃の私にとって
本当に(有名店の極上パスタに負けないくらい)
美味しかったのだ。




ダイソーのステーキプレートで
早速作ってみた思い出の鉄板ナポリタンの味はというと、
最高に美味しかった!アツアツで食べてる間全然冷めないの。
やっぱり誰が作っても美味しくなるんだね。


皆さんも一度お試しあれ!
間違いなく美味しくなります。

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