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ナス(茄子)
平安時代には奈須比としてすでに食用されていたダイエット野菜

かつて夏野菜の代表だったナス。今は周年で栽培される。でも旬はやはり6月〜9月。
濃紺色の力
ナスはビタミン類やミネラル、炭水化物、脂肪、タンパク質などいずれも含有率の少ない低カロリーのダイエット食品。しかし食物繊維は比較的多く、ポリフェノールやクロロゲン酸などの抗ガン成分がある。これは動脈硬化や虚血性心疾患などの予防になる。
またナスの色素はアントシアン系のナスニンとピアシン。これは水溶性なので、水に溶けだしてしまう。煮物などの料理をするときでも、前に揚げておけばこのアントシアンの溶出を抑えることができるし、見た目も美しい仕上がりとなる。
ナスの種類
ナスは花を咲かせたら必ず実になるといわれるほ適応能力ある植物。そのため各地方の環境や好みにあわせて形もいろんなものが作られています。
長ナス・丸ナス・米ナス・卵形ナス・小ナス・水ナスなどなど。
美味しいナスの見分け方と保存方法
ナスの表面にキズがなく、美しい濃紺色でつやつやと輝いているもの。ヘタの切り口が新しく、とげに触るとチクっと痛いくらいのものが美味しい。
ナスはもともと熱帯地方が原産の植物なので、低温には弱い。冷蔵庫に保存する場合でも10度前後。それ以下だと低温障害(種の周りが褐変し、固くなる)で、さらに表面に茶色のくぼみができ、そこから腐り始める。
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